皆様、大変長らくお待たせいたしました！高原教室便り２日目は私岡田が担当させて頂きます。
昨日は台風の影響で雨となってしまいましたが、今朝は天候も回復し、雲は多めですが青空が広がっていました。午前９時の段階で気温は25℃と、朝から少々暑く感じられました。残っている塾生達は、どこまで頑張りを見せてくれたのでしょうか。

昨日終了時点で、中３を除く全学年は全員課題を終了しています。課題を終えた塾生達は達成感と解放感でいっぱいのようで、ロビーのピアノを弾いたり、カードゲームをしたりと朝からテンション高めです(^_^;)
それとは真逆に学習部屋は静まりかえっています。学習開始は午前９時でしたが、全員15分前には各自の課題に取り組んでいました。昨夜、寝る前に復習したのか、学習部屋に到着して早々にテストを受け、一つ一つ合格科目を重ねています。学習部屋のすぐ外側では楽しげな笑い声が響いています。学習部屋の塾生達はどんな気持ちでその声を聞いているのでしょうか。準備不足を悔やみ、今後に活かしてくれることを期待しています。

昼食後は、広場(テニスコート)でのレクリエーションの予定でしたが、外レクは中止となりました。
昨日の大雨によりグランドコンディションが良くなかったこと、気温が予想以上に高く、日差しも強烈だったことも一つの要因ではありますが、高原教室の中心となるものはあくまで学習です。中心である学習が予定通り捗っていない状況ですから、残念ですが中止はやむを得ません。

それでも、恒例の｢梨ゼミウルトラ○×クイズ｣だけは予定通り、宿舎ロビーにて行いました！
優勝賞品”ディズニーペアチケット”争奪戦は、いつもとは目の色が違います。優勝賞品を告げると、興奮は一気にMAXへ！興奮冷めやらぬ中、学習時以上に(!?)真剣な眼差しで、一言半句聞き漏らすまいと、読み上げられる問題に耳を傾けていました。(授業中もそうであって欲しいものですね)

さぁ、ディズニーペアチケットをかけた全塾生の戦いの始まりです。
開始から２問目までは正解者が多く変動が少なかったのですが、３問目に大きく不正解者が出ました。
｢現在まさよし先生は、以前土屋夫妻が住んでいたマンションの同じ部屋に住んでいる。○か×か。｣正解は○。社宅扱いで現在住んでいます。次に大量の不正解者を出した問題も住居に関する問題で、｢今回参加している全スタッフの中で、梨ゼミから最も近い距離に住んでいるのはゆうこ先生である。○か×か。｣ゆうこ先生のお家が近いことは周知の事実のようで、最初は全員が○に移動し、結局タイムアップ寸前に×に移動した中３塾生MさんとNさんが決勝に進みました。そう、正解は×だったのです。最も近くに住んでいるのは、あるアシスタントスタッフで、すぐ近くに住んでいるのでした。これにはみんな引っかかってしまいましたね。
優勝賞品のかかった決勝問題は、｢梨ゼミ塾生は、市川地区、松戸地区、船橋地区、鎌ヶ谷地区の４つの地区から通っていますが、梨ゼミに通う地区の人数で最も多いのは市川市である。○か×か。｣この問題に正解したMさんが、見事ディズニーペアチケットを獲得しました！Mさん、おめでとうございます！
ちなみに、他の問題をご紹介しますと、｢梨ゼミにある送迎車の夏期講習１日で走る走行距離は７台を合計すると、大阪まで行ける。○か×か。｣正解は○です。大阪までは約500kmですが、梨ゼミ送迎車全７台分の走行距離の合計は、約800km！！驚きの数字ですね！

アイスクリーム食べ放題のおまけつきだった夕食を終えると、夜レクの始まりです。
第一弾は｢ビンゴ大会｣です！相変わらずの盛り上がりを見せ、リーチで立ち上がる塾生の期待感一杯の表情は何とも言えませんね。
賞品獲得塾生は以下の通りです。

１位 iPad→NIさん(中２)
２位 ディズニーランドorシーパスポート→NOさん(中３)
３位 チェキ→ROさん(中１)
４位 お楽しみ袋１(文具セット＋じゃがりこいっぱい)→NOさん君(中３)
　　 お楽しみ袋２(うまい棒100本詰め合わせ)→STさん(中３)
　　 お楽しみ袋３(ぶためんいっぱい)→SHさん(中３)
５位 超ジュース券→MYさん(中３)
６位 ジュース券→KNさん(中３) / HUさん(中２) / UTさん(中１)

iPadを獲得したNIさんは、当たった驚きと感動のあまり涙を流していました。嬉しかったのですね。賞品を獲得した塾生の皆さん、おめでとうございます！残念ながら獲得できなかった塾生の皆さんは、来年また参加してチャレンジして下さいね！

ビンゴのあとは既に恒例｢TeaChers Live｣のはじまりはじまり～！
実は今年３月のライブを最後に、ベースのチャビンさんが脱退してしまうという事態に陥り、高原教室でのライブ開催が危ぶまれていました。その危機を救ってくれたのが栄子先生でした！栄子先生は３年程前からバイオリンを始めてはいますが、ベース経験はゼロ。共通点は弦楽器ということくらいで、弾き方から何から何まで全くの別物です。それを自ら演ることを表明し、この短期間で今回演奏する曲全てを習得してしまったのですから、驚きしかありません！現在のレパートリーを全曲マスターするのも時間の問題と思われます。
チャビンさんが抜けて困ったのはベースだけではありません。TeaChersではコーラス(ハーモニー)を重視しており、チャビンさんのコーラスパートをカバーするのは大変です。演奏でいっぱいいっぱいだったため免除されていたコーラスの一部が私にも回ってきました。今回の新曲"Judy Blue Eyes"での演奏は、代表土屋のギター１本のみ。私としてはコーラスのみの参加です。
オープニングで音響のトラブルがあったり、個人的には色々なところでミスがあったりしましたが、塾生達も喜んでくれているようでしたので、とりあえずめでたしめでたしです。

今回演奏した曲目は以下の通りです。
１．Hotel California (acoustic Ver.) / The Eagles
２．Judy Blue Eyes / Crosby, Stills and Nash
３．Progress / スガシカオ
４．Hey Jude / The Beatles

学習に戻ります。
現在午後10時30分。高原教室で予定されていた全てのレクが終了し、朝の段階で10名だった塾生のうち丁度半数がクリアし、残っている塾生は５名となりました。
スタッフ間で”ビンゴ前に全員課題を終わらせる”という密かな目標がありました。参加者全員がスッキリした気持ちでビンゴ大会、ライブを迎えて欲しかったのです。そのために授業内ではプレテストやプレプレテストを何度となく行い、学習の進捗状況を確認し、そこで不安な塾生は、高原教室前日の15日に塾に呼んだりもしました。
学習部屋では５名の塾生が今も合格に向けて必死に取り組んでいます。でも、頑張るのは高原教室”最中”ではなく、”以前”だったのです。全教科合わせると膨大な量を暗記しなければなりません。直前にチョコッとやって何とかなる量ではありません。覚えたつもりでも、試験の時には回答出来なかった、などというのはよくあることです。現在学習中の塾生は、完全に覚えた！というレベルが、他の人より基準が甘いことを認識しなければなりません。
確かに高原教室の課題での暗記する量は膨大です。しかし、入試までに覚えなければならないことの内のほんの一部でしかないのもまた事実です。
覚えてくるよう指示がなくても、重要なこと、必要なことは自ら積極的に覚えていかなければなりません。
令和の時代は暗記一辺倒のテストから”考える力”を見るテストに変わりつつあります。だからといって、暗記不要という意味ではありません。人間は物事を言葉で考えるので、最低限の基本的な用語、語彙力がなければ、考えることすらできません。
確実な暗記には、やはり繰り返し行うことが最も重要です。覚えられない、と弱音を吐くのではなく、覚えるまで繰り返す努力をして欲しいものです。

そろそろお別れのお時間が近づいて参りました。
昨夜の内山の厚かましいお願いに多くの方々から、労いのお言葉＆応援メールをたくさん頂戴しました。O様、S様、S様、M様、N様、F様、N様、H様、M様、T様、A様、K様、M様、I様、W様、M様…、スタッフ一同、心から御礼申し上げます。元気を頂きました！
本日も厚かましいのですが、｢高原教室便り｣をご覧になった感想、激励のお言葉など頂けたら幸いです。
アドレスは「info@rikohdai.com」です。心よりお待ちしております<m(__)m>

たくさんの思い出の詰まった高原教室も、いよいよ明日が最終日です。朝の作文の時間には、高原教室で感じたこと、学んだことなどを素直に書いてくれたらと思います。模範解答のような作文ではなく、率直に書いて欲しいですね。その作文を読むのが、高原教室後の楽しみでもあります。
明日、最終日の高原教室便りのUPは、正午前後を予定しております。
本日は、最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました！