4年ぶり開催の高原教室は、早くも2日目に入りました。
黒姫山の山麓に建ち、白樺に囲まれたここ黒姫ライジングサンホテルで迎える初めての朝は素敵な一日の始まりを予感させるような快晴となりました。
1日目で見事全ての課題を終了した塾生は、例年に比べると少ないのですが、それでもできるだけ早く終わらせようと朝5時に起きて勉強する塾生や、朝食時にもプリントを確認している塾生も存在しています。頑張っている姿を我々は見ていますし、そういう情報は耳に入ってきますので、ちゃんと分かってますよ!
少しでも早く課題をクリアして、達成感を味わい、開放感に浸れるよう頑張りましょう!
昼食後はホテル前での記念撮影を済ませたあと、ディズニーペアチケットを賭けた全員参加のレク「梨ゼミ〇×クイズ」の始まりです!
高額商品がかかっていると塾生たちの顔つきも気合も違いますw 授業にも同じ熱量で積極的に参加してくれたらいいのに…、などと思ってしまうくらいです。
このゲームは、問題を聞いて正しいと思えば、床に大きく描かれた(ビニールテープで作成)〇の方へ、違うと思ったら×の方へ移動するという非常にシンプルなもので、すべての問題に正解した最後の一人になるまでゲームは続きます。
ゲームの特性上、何題で終了するかはやってみないとわかりません。今日のゲームはわずか4題で終わってしまいました。出題された問題をご紹介すると…
【第1問】藤田先生は元松戸五中生だったが、その中学生時代、学校の定期テストで学年トップになったことがある!〇か×か?
正解は×で、最高順位は4位だったそうです。
ここで、半数が脱落…
【第2問】内山先生は福岡出身で、大学も福岡である!〇か×か?
正解は〇でした。
と、まぁここまでは順当な減り方だったのですが、次の問題で残ったのはたった2名!
【第3問】梨ゼミのA,B,C各教室の座席数を合わせると100以上ある!〇か×か?
正解は×。正しくは99席です。
最初は全員が〇に移動し、×に行く人はゼロ…。このままでは全員不正解となってしまい、ペアチケットは誰も獲得できないまま、ゲームは終わってしまいます。それでは盛り上がりに欠けるので、なんとか×へ促すも塾生たちは微動だにしません。そんな中、中3AA君が一瞬行きかけたのですが、躊躇して戻ってしまいました。戻らなければペアチケットはAA君のものだったのに…。すると勇敢にも中3女子RTさんとNSさんの仲良し2名が思い切って移動しました。もちろんこの時点で勝ち残ったのは上記の2名です。
【第4問(決勝戦)】藤田先生が梨ゼミ生だったことは有名ですが、梨ゼミ内で好きな子ができて成績が下がったことがある!〇か×か?
正解は×。好きな子ができて成績が下がったのは事実とのことですが、お相手は梨ゼミ生ではなかったそうです。
最終的に×を選んだRTさんがペアチケットを獲得しました!おめでとうございます!
もしかしたらNSさんと行くのかもしれませんね。
このペアチケット、実は条件がありまして、中3塾生が獲得した場合は入試が終わるまでは使用できないことになっています。入試が終わってからのお楽しみにとっておいてくださいね。
今日はレクがもう一つ。夕食後のビンゴ大会です!
こちらも大盛り上がりのうちに幕を閉じました!
こちらは賞品と獲得者の紹介だけにしておきます。
●一等 「商品券30000円」→ AFさん(中2)
●二等 ディズニーチケット → IT君(中3)
[先生賞]
・栄子賞「ノースフェイスリュック」→ EM君(中3)
・内山賞「ディズニーペアタンブラー」 → AK君(中3)
・岡田賞「高級文具セット」 → RH君(中3)
・藤田賞「うまい棒等お菓子詰め合わせ」 → ATさん(中3)
[ジュース券]
・超ジュース券 → YS君(中1)
・ジュース券 → KI君(中1)、YS君(中1)、MA君(中1)
賞品を獲得した皆さん、おめでとうございます!
残念ながら賞品をゲットできなかった中1,中2塾生の皆さんは来年に期待しましょう!
学習に戻ります。
22時現在、未だクリアできていないのは、中1…4名、中2…0名(全員合格しています)、中3…11名
今のところ史上最多の未達成者数となってしまっています。そして1年生も3年生も数学で苦戦しています。両学年ともに、1学期に学習した範囲の計算テストです。3年生は夏期講習の前期でも中期でも該当単元の復習を行っていたにもかかわらずこのありさま…。
数学は教科の性質上、直前に集中して学習しても効果の薄い教科です。効果が薄いというのは、テストで正解するレベルまで持っていくのが難しいという意味です。
理解度を3段階にわけると…
1.なんとなく分かる。言われれば分かるレベル(理解度20%)
2.正解する問題もあるが、間違いも多いレベル(理解度50%)
3.ほとんど正解だが、たまにやらかすレベル(理解度90%)
今回合格出来ていない塾生の多くは、2に該当しています。
半分程度は理解しているので、デキル(合格出来る)と勘違いしてしまいがちなゾーンです。だから学校の定期テストなどでも、レベル2に達しただけで勉強した気になってしまい、自分の想像よりも結果がよろしくないことが多いのです。
定期テストで高得点を獲る、今回の課題テストで合格点を獲るためには、レベル3まで上げる必要があります。
そのために何をするかというと、塾生たちには授業内で毎回のように伝えている通り、『間違えた問題のミスをした箇所、理由をつかむ。そのポイントに注意して再度解き直す。』これに尽きます。この繰り返しによって精度はメキメキ上がっていきます。
この高原教室ですべてが終わったわけではありません。
仮に合格できなかったとしても、合格する(高得点を獲る)ためにどうすればよいのかがわかり、それを行動に移せたのなら、この高原教室は十分意味のあるものになります。すべては今後のみなさんの行動次第です。
2泊3日の高原教室も、あっという間に明日最終日を迎えます。
午前中の作文では、この高原教室で何をつかんだのかを正直に書いて欲しいと思います。
優等生的な作文などは望んでいません。どんなことでもいいから、何かしらの学びがあることを期待しています。
明日の高原教室便りは出発直前(12:00前後)のUPを予定しておりますので、最終回も是非ご覧ください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!m(__)m
高原教室学習隊長 岡田 光史
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