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東京オリンピック2020が開幕し、現在パラリンピックの真っ最中ですね。アスリートの皆様の頑張る姿に、日本中が勇気づけられていることでしょう。 やはりスポーツっていいですよね。
皆さんこんにちは。「ウッチー通信♪」のお時間です。
相変わらずコロナウィルスが猛威を奮っております。皆様のご苦労、いかほどかと拝察いたしております。 また、皆様の日頃からの感染予防への心がけ、感謝いたします。
出口の見えないこの状況。 「一体いつまで…。」 と、つい悲観的な思いに浸ってしまいますが、くよくよせずに、我々はできることをやり続けるしかありません。 共に頑張りましょう。乗り切りましょう! しかし、世の中がこんな状況で、ポジティブな気持ちで日々を過ごすことはなかなか難しいかもしれませんね。 「今年も旅行に行けなかった」 「里帰りができなかった。」 「プールに行けない。海にも行けない。」 「修学旅行が中止になってしまった。」 と、つい「できなかった」ことを考えてしまい、ネガティブな考え方になってしまいがちです。 去年からずっとそうなんですが、本当に子供たちがかわいそうです。 大人になってからの2年間と、小学生、中学生の2年間とでは、「体験し学び得るもの」の大きさが全く違います。
体育祭、林間学校、修学旅行、合唱コンクール、部活動の大会、家族との旅行、友達との遊び。 その全てが本当に貴重なもので、13才、14才、15才の夏は二度と取り戻すことはできません。
ここまで読んでいくと、やはりネガティブな感情がこみ上げてしまいますよね。
そんな中、梨ゼミでは8/16日〜18日の3日間で「夏の課題テスト」が行われました。 梨ゼミ名物の非常に過酷な「夏の課題テスト」。 このテストは本来、那須高原で実施されていた「夏期高原教室」での2泊3日の間で行われておりました。 今年もコロナウィルスの影響により、「夏期高原教室」は中止となりましたので、学年ごとにテスト日と時間帯を分け、極力密を避ける形で、塾内でテストを実施することになったのです。 この「夏の課題テスト」に対しての、塾生の皆さんの頑張る姿と、アシスタントスタッフとして手伝ってくれた大学生(梨ゼミ卒業生)たちの頑張る姿に、大変感動させられました。 今日はそんなお話です。
「夏の課題テスト」は梨ゼミで一番過酷なテストです。 普通に考えて、 「いやだ。」 「やりたくない。」 「辛い…。」 「逃げたい…。」 と、ネガティブな思考が頭を支配します。 ましてや、冒頭でも述べましたとおり、このコロナ禍。 「何も楽しみがない。」 「何もワクワクすることがない。」 そんな状況であろう塾生たちが、テスト当日、必死に課題に取り組み、 何度も何度もチャレンジし、合格を勝ち取って、達成感に満ちた表情で家路についていく。
また、大学生スタッフたちの素晴らしい働きぶり。 我々講師に指示されたからではなく、スタッフ間で自主的に話し合い、役割分担を決め、 テストの回収、採点、試験監督での見回り、 また課題に躓いている子へのフォロー。本当に頭が下がります。
数学で悩んでいる子をみつけては、すぐに横について解法を丁寧に解説し、 暗記物で躓いている子を見つけては、すぐにサポートし、どうすれば効率的に覚えられるかをアドバイスしてあげる。 このスタッフたちは、先程も述べましたが、誰か講師に指示されて動いているわけではないのです。 彼ら自身が塾生だった頃、同じ様に、諸先輩のスタッフたちから教えてもらったことが受け継がれているからこそ、そういう働きができるのだと思います。
中学3年生の課題は本当に過酷です。 5教科のテスト全てをクリアしなければいけません。 本来は、初日で全て合格できなければいけないのですが、 2日目でも合格できず、3日目も制限時間ギリギリであと残り1教科という状況で苦しんでいる塾生が数名いらっしゃいました。 その中に、つい最近入会したばかりの男子塾生がいました。 彼は課題を渡されたのも夏期講習に入ってからです。 他の塾生より時間がない中で、必死に勉強し、そして課題テスト3日目の制限時間ギリギリで見事全ての課題をクリアしました。 彼は喜びを大声で表現したかったことでしょう。でも、教室の中では会話を控え、大きな声も当然控えなければなりません。 彼は、全て合格した瞬間に、外の駐車場へ出て、夜空を仰ぎながら、両手を高く突き上げ、小声で 「よっしゃ!」 と喜びと、達成感を味わっていました。
その姿に、私は思わず笑みがこぼれました。 「やったね!よかったね!おめでとう!努力した甲斐があったね!」 「ありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!」
そんな感じの会話を交わしたでしょうか。 その時の彼の嬉しそうな表情、やりきった表情、達成感を味わい、喜びを噛み締めている表情を、私は忘れません。 この経験は、後の人生できっと生かされることでしょう。
多くの人が 「努力=辛く苦しいもの」 と自分の中で認識していると思います。 しかし、「努力=苦しい」を自分の中で成立させているうちはなかなか努力を継続することができません。 なぜなら、人間はやはり苦しみを避けたいと考える生き物だからです。 「努力=苦しい」と考えていれば、やがてサボるための言い訳を考えるようになるでしょう。 そうならない為に、自分の中での認識を 「努力=苦しい」ではなく「努力=楽しい」に変えなければなりません。
先程の彼にとって、この梨ゼミの「夏の課題テスト」に合格したことは、 そのように認識を変える大きなきっかけになったはずです。
「努力=克服する喜び」 「努力=達成の喜び」 「努力=成長する喜び」 「努力=将来の成功につながる」
このような認識を定着させることができれば、 きっと、誰もが「努力できる人」になれるはずです。 そして、ポジティブな思考で、人生を謳歌できる人になれると思います。 やっぱり、結局、人一倍努力した人が成功するし、後に楽な思いをすることができるのです。 「天才は1%の才能と99%の努力である」という有名な言葉がありますが、努力しなければ生まれながらの天才も凡人のままです。 たとえ天才でなくても、努力すれば誰だって平凡から抜きん出ることができるのに、それを実行できる人は一握りしかいないのです…。 梨ゼミでは、「夏の課題テスト」だけでなく、定期テストに向けた「直ゼミ」や「早ゼミ」、授業内の宿題や小テストなどを通じて、今後も、塾生の皆さんに、「努力できる人」になってもらえるよう指導して参ります。
さて、本日もかなり長くなってしまいましたがそろそろお別れのお時間です。 8/31(火)で夏期講習が終了し、9/1(水)〜9/8(水)までは年間スケジュール通りメンテナンス休校となり、9/9(木)より下半期の通常授業がスタートいたします。 下半期の送迎時刻につきましては、現在調整中で、9/4(土)までにマイページにUPいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。 新型コロナウィルスもそうですが、最近では台風や大雨などの自然災害も気をつけなければなりません。 もうすぐ台風シーズンの到来です。自然災害だけはどうすることもできませんが、できる限りの防災意識を持ち、日々気をつけて過ごしましょう。 それでは皆様、ごきげんよう。次回の「ウッチー通信♪」をお楽しみに〜(^_^)/~ |