【写真の紹介】 シアトル、イングリッシュベイでの花火大会
もうすぐ夏期高原教室ですね。 勉強は進んでいますか? 昨年も高原教室2日目の夜遅くまで学習した記憶があります。 今年はビンゴの時間までにがんばって終わりにしたいものですね。 日々の努力がそれを叶えるはずです。 がんばって下さい。
今週は少し難しいお話にしましょう。 中学校2年生くらいでないと分からないかも知れません。
英語では「ネガティブクエスチョン」といいます。 要するに否定形の疑問文です。
日本の文章で説明しましょう。 たとえばこんな状況。
いつも楽しそうにバスケットをしている男の子が今日は教室で座っています。 そんな男の子に一言。 『今日はバスケットしないの?』
普通の疑問文であれば 『今日はバスケットする?』 なのですが、否定文で聞くと、 『今日はバスケットしないの?』 となります。
この表現が英語ではすごく難しいのです。 日本語では『今日はバスケットしないの?』 と聞かれたら、 『うん。しないよ。』 と答えるか 『ううん。するよ。』 と答えるはずです。
しかし、英語では『Don't you play soccer?』 と聞かれたら 『No,I don't.』つまり『ううん。しないよ。』 それか 『Yes,I do.』つまり『うん。するよ。』 となります。
要するに答え方が逆になるんです。
慣れないとこの表現は非常に混乱します。 何度もこんな経験をしました。
ある夕食です。 ホームステイ先のお母さんが 『もういらないの?』 『Don't you eat any more?』 と聞いてきました。 日本だったら 『うん。』と言えば いらない。 『ううん。』と言えば いる。 と言う表現なので、慣れていない私は 『Yes.』と答えました。
しかし、英語で『Yes.』は いる と言う意味なので 私は いらない のに お母さんは いる と思うわけです。 案の定たくさんご飯をくれます。 お腹いっぱいなのに。
少しずつこの表現にも慣れてきましたが、この『ネガティブクエスチョン』はいろいろな言い方があります。 また、2週間後にお話しようと思います。 私の失敗話ばかりです。 でも経験上、失敗からはいろいろ学べます。 お仕事の最中には怒られますが…。
では、高原教室の良い知らせ(全員課題合格)を待っています。(今津) |