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今津修のカナダからの手紙 第8通
2008/08/27

【写真の紹介】
左…ロッキーマウンテン ルイーズ湖
中…ロッキーマウンテン ペイト湖
右…ロッキーマウンテン モレイン湖


夏期講習がもうすぐ終わりますね。
充実した夏期講習であったでしょうか?

高原教室はお疲れ様でした。
ホームページでしっかり拝見させていただきました。
残念なことに今年も課題が残ってしまった人がいたようですね。
しかし、去年のそのような苦い思い出を今年は克服した塾生がいたのは非常に嬉しいことです。

夏期講習で学習したことはすぐに実力として目に見えてはこないと思います。
特に中学3年生の皆さん。
夏の最後の模試などで成績がついてこなくても、夏期講習の充実さを感じるならば、特別に気を落とす必要はありません。
夏期講習で学習したことは今後もう少ししてからはっきりと成績に出てくるものです。
地道に学習を続けるようにしてください。

私も今になって、こっちの学校で習った表現等が仕事や日常生活の場で使える様になってきました。
自分でその表現を使うことは忘れたりしていてなかなか難しいのですが、相手が話しているのを私が聞くときに
この表現は昔学校で習ったな。
こういうことを言いたいのか。
と会話が順調に続くのは事実です。

その場で習ったことすぐに使えるようになるのは至難の業です。
その知識を数ヶ月後にマスターできるような学習を試みてください。
応援しています。

今週は先週の続きを少しお話します。
「ネガティブクエスチョン」
大変です。

お仕事の最中では1つミスで怒られることがあります。
たとえば私がした経験だと…

何か今すぐにこの作業をして。と言われ、よく分からないな〜という表情をしていたら言われた一言。
『You don't know how?』 『やり方知らないの?』
日本だったら
知っていれば 『いいや、知ってるよ』
知らなかったら 『うん、知らないね』
なのですが、

こっちでは 
知っていれば 『Yes, I know.』 『うん、知ってるよ』
しらなかったら 『No. I don't know.』 『いいや、知らないね』
となります。

でも、その時慣れていなかった私は『知らないね』と言う意味を言いたかったので
日本式に『Yes.』
と答えてしまいました。
分かりますか?

つまり、私は『知らない』のに相手は『知ってる』と思うわけです。
やり方も教えてくれずにどこかに行ってしまいました。
私的には『おいおい。教えてくれよ』と思ったので、
追いかけていって『教えてよ』と言ったら、
相手は
『さっき、知ってるって言ったじゃねーか!』
と罵倒。
確かに『知ってる』って言いましたけど。
そんなに怒る必要もないでしょ。

他にも『もうないの?』『No more?』
『誰もいなかった?』 『Nobody?』
といった表現も
『ある』あるいは『いる』ならば『Yes.』
ですし、
『ない』あるいは『いない』ならば『No.』
と答えなければいけません。

日本だったら
『もうないの?』と言われて
『ない』なら『うん』ですので、こっちの表現とはまったく正反対なのです。

分かっていただけましたでしょうか?
『ネガティブクエスチョン』
私も少しずつ慣れてきました。
意識しながらやっています。
こっちでお仕事するのもやっぱり大変です。

ではまた、2週間後に。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第7通
2008/08/13

【写真の紹介】
シアトル、イングリッシュベイでの花火大会


もうすぐ夏期高原教室ですね。
勉強は進んでいますか?
昨年も高原教室2日目の夜遅くまで学習した記憶があります。
今年はビンゴの時間までにがんばって終わりにしたいものですね。
日々の努力がそれを叶えるはずです。
がんばって下さい。

今週は少し難しいお話にしましょう。
中学校2年生くらいでないと分からないかも知れません。

英語では「ネガティブクエスチョン」といいます。
要するに否定形の疑問文です。

日本の文章で説明しましょう。
たとえばこんな状況。

いつも楽しそうにバスケットをしている男の子が今日は教室で座っています。
そんな男の子に一言。
『今日はバスケットしないの?』

普通の疑問文であれば
『今日はバスケットする?』
なのですが、否定文で聞くと、
『今日はバスケットしないの?』
となります。

この表現が英語ではすごく難しいのです。
日本語では『今日はバスケットしないの?』
と聞かれたら、
『うん。しないよ。』
と答えるか
『ううん。するよ。』
と答えるはずです。

しかし、英語では『Don't you play soccer?』
と聞かれたら
『No,I don't.』つまり『ううん。しないよ。』
それか
『Yes,I do.』つまり『うん。するよ。』
となります。

要するに答え方が逆になるんです。

慣れないとこの表現は非常に混乱します。
何度もこんな経験をしました。

ある夕食です。
ホームステイ先のお母さんが
『もういらないの?』 『Don't you eat any more?』
と聞いてきました。
日本だったら
『うん。』と言えば いらない。
『ううん。』と言えば いる。
と言う表現なので、慣れていない私は
『Yes.』と答えました。

しかし、英語で『Yes.』は いる と言う意味なので
私は いらない のに お母さんは いる と思うわけです。
案の定たくさんご飯をくれます。
お腹いっぱいなのに。

少しずつこの表現にも慣れてきましたが、この『ネガティブクエスチョン』はいろいろな言い方があります。
また、2週間後にお話しようと思います。
私の失敗話ばかりです。
でも経験上、失敗からはいろいろ学べます。
お仕事の最中には怒られますが…。

では、高原教室の良い知らせ(全員課題合格)を待っています。(今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第6通
2008/07/30

【写真の紹介】
左…シアトル、ダウンタウンにある「スペースニードル」
中…間違えて着いてしまったシータック国際空港
右…スターバックス世界1号店前にて


夏期講習の真っ只中にカナダからの手紙を失礼します。
日本のじめじめした暑さも懐かしくなってきました。
バンクーバーは日本に比べると比較的快適です。

2週間ほど前になりますが、シアトルに行ってきました。
これで2回目のアメリカ上陸になるわけです(前回は野球を見に行きました)

シアトルはバンクーバーからバスで3時間ほどで到着します。
今回はツアーを組まなかったので、バスのチケットだけ買っていくことにしました。

朝、5時45分のバスに乗って行くことにしましたので、その日は2時間くらいの仮眠しか取れませんでした。
(前の日は仕事でしたので、帰ってきたのが1時を過ぎていましたし)
また、バスの中で寝れると考えていましたので、多少の睡眠不足は気にしませんでした。

しかし、それが大きな問題となりました。

男3人で行ったのですが、みんなバスの中では爆睡。
入国審査のときに一回降りた意外はほとんど会話もなくひたすら寝ていました。

みんな同じ勘違いをして。

それぞれが終点がシアトルのダウンタウンだと思っていました。
ですので、最終的にバスが止まったところで降りれば良いと考えていたわけです。

そこで、ふと一人が
『ここダウンタウンじゃね?』
と言い出しました。

なぜ気づいたかと言うと、スペースニードルと言うタワーが見えたからです。
スペースニードルはシアトルの有名な観光名所だったらしく(私は全く事前情報がなかったので、全く知りませんでした)
そのタワーはシアトルのダウンタウンにあるという情報を友達は知っていました。

しかし、気づいたときにはもう遅し。
バスはすでに動いていました。

そこから南に走ること1時間(全くノーストップ)

どこだここは??

なぜか空港に着きました。
みんなは大きなスーツケース。
僕たちは小さなバックバック。

明らかに間違えました。

不安いっぱいになりながらも、どうやったら戻れるのかを聞き、市営のバスでダウンタウンに戻りました。
これも旅行の醍醐味です。
今思えばですけど。
そこからは、スターバックスの1号店などの観光名所を回って夜7時30分バスで帰りました。

今、語学学校も卒業し、ルームメイトとシェアを始め、結構時間にゆとりが出てきました。
仕事にも結構慣れ、コミュニケーションも少しずつですが、仕事場の人とできるようになって来ました。
カナダも見るところがまだたくさんありますので、もう少しいろいろなところを回ってみたいです。
新しく引っ越したアパートのことはまた、改めて書きたいと思います。

では皆さん、特に中学校3年生の塾生。
充実した夏期講習を過ごしてください。
高原教室にいけないのが残念です。
また、2週間後にお会いしましょう。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第5通
2008/07/16

【写真の紹介】
左…ホストファミリーの私が使っている部屋にある額
中…バンクーバー市内ダウンタウンにあるマンション内エントランスのオブジェ
右…同上


−I love you−と−Thank you−の言葉の重さ

今週は英語の発音について少しお話したいと思います。

日本語は50音で基本的にどんな言葉も発音できます(濁点を除いていますが)
しかし、それが英語になると発音できない言葉が出てきてしまうのです。
その代表例が『v』や『th』の発音です。

また日本人は『r』と『l』は、ら行での発音でしかないので、どちらも同じになってしまいます。

というわけで−I love you.−と−Thank you.−は日本人にとって非常に発音し難いセンテンスになります。

どのように発音すればうまくいくのかは土屋先生や岡田先生に聞いてください。
私が文章で書くよりしっかり教えてくれるはずです。

ここではちょっと面白い話をしようと思います。

まずは『r』と『l』の発音についてです。
特によくしっかり発音しなさいと言われるのは『play』です。

I play soccer every weekend.(私は毎週末にサッカーをします)

しかし、『r』と『l』の発音が間違っていると…

I pray soccer every weekend.(私は毎週末にサッカーを祈ります)

『pray』は祈ると言う意味です。
イメージとしてはサッカーの神様に祈ってるんです。両手の指を組んで。笑

この発音が間違っていると、授業中にいつも

religion? oh~ strange.(宗教なの?変わってるね)

と冗談半分に注意されます。

『v』と『b』も同様です。
その中でも最も注意されるのが『s』と『th』です。
こればかりはどうも意識してやらないと身につきません。
やっと少しずつ慣れてきました。
日本人の発音では−Thank you.−をまともに言うことはできないのです。
情けないのか英語がややこしいか…
ちなみに『thank』を『sank』と言った場合、

sank you.(あなたを沈めた)

『sank』は『sink』の過去形なので(sinkは沈めるの意)これも結構笑える意味になってしますのです。

−I love you.−と−Thank you.−の言葉の重さ、少しは分かっていただけたでしょうか?
しかし、実際は−sank you.−と言ったところで、

え?どこに沈めたの?

と言ってくることはまずありません。
学校の先生は教えることが仕事ですので、あえて少しからかって教えているだけです。

前にも言いましたが日本人は最もシャイな人種の1つだと言われます。
まず、話すことが大切です。
発音は後からいくらでもついてきます。
何か機会があったとき少しでも英語を使ってみてください。
すばらしい経験になることと自信につながっていくはずです。
では今週はこの辺で。
−Thank you very much.− (今津)

 
     


     
 
地頭力?
2008/07/14

   "じあたまりょく"って知ってます?

では、いきなり質問です!

「サッカー場に生えている芝生は何本?」

皆さんはこんな質問をされたとき、どう対応しますか。

1.「そんなのわかるはず無いじゃん!」と言う
2.「ヒントもらって良いですか。」と尋ねる
3.「まず、サッカー場を半分にするとほぼ正方形になるから…」と考える

1の答え方はどうでしょう。確かにどう考えて良いやら想像がつかないという気持ちはわかりますが、最初から考えようとしないのはいかがなものでしょうか。
2の答え方をした場合、考えようとする気持ちはあるけれども、「人の考えを元にして自分の考えを作っていこう。」という消極的な姿勢が感じられます。
3の答え方では、「どのように考えたらよいかを自分なりに組み立てていこう。」という気持ちが感じられます。

どう答えたらよいかはもうわかりますよね!!

最近、会社の入社面接などでこのような質問をされることが増えているようです。特に外資系の会社(外国資本の会社)において顕著だそうです。
塾生の皆さんにとっては、まだまだ遠い事のように思えるでしょうが、将来において、高校もしくは専門学校や大学を卒業する時にぶつかる第二の壁なのです。
日本は経済大国と言われて久しいですが、この資源の乏しい国が世界有数の経済大国に成長できたのは、「人材」という資源があったからです。日本という国は、物まねをして成長してきたように思われていますが、実は昔から非常に優れた技術を生み出してきているのです。ですから、日本発の技術というものはかなりあるのではないでしょうか。
ただ、今までの日本社会では、1のものを100にする人材(前出の答え方の2にあたります)が必要とされてきていました。しかしこれからの日本社会は、否応なく日本標準ではなく世界標準の社会になっていきます。ですから、1から100を作るのでなく、0から1を生み出す人、つまり前述の答え方でいえば3の答え方をする人が、会社にとっては必要な人材となってきます。そのときに必要な力が地頭力(じあたまりょく)と言われています。

地頭力は、現在の皆さんにも是非身につけてもらいたいものです。
この力では、出てきた答えが正確かどうかが問題なのではなく、どのように考えていくかが問題なのです。求めた数値には多少の誤差が出るのは当たり前です。だって正確なことを知らないのですから。知識として頭に入っている事柄が多ければ、自然とその誤差は小さくなってきますので、正しいか正しくないかは二の次です。要するに今ある情報を使ってどういう考え方が出来るかと言うことが問われているのです。
皆さんには無限の可能性があります。今からこの地頭力を鍛えて、自分の能力を伸ばしてみてはどうでしょうか。
ちなみに、地頭力を試す問題には、次の様なものもあります。まずどうしたら良いかを考えてみて、自分なりの答えを出してみて下さい。    (北山)


「東京から大阪までの新幹線で売れるコーヒーは何杯?」

「東京ドームの容積は?」

「日本全国の温泉旅館の数は?」

「全国の家庭に蛍光灯は何本?」

 
     


     
 
田舎(いなか)
2008/07/07

【写真の紹介】
左…田舎の家の中 仏壇前
中…お坊さんと一緒にお膳を囲んで食事をしました。(お膳に乗りきれないほどの料理が出ました。)
右…母と一緒に行った山菜採り(これぐらいのワラビをと教わりました。)

こんにちは。(^-^)
夏休みが目前に迫ってきましたね。

今回は、5月に法事で田舎に帰ったときの話しを…。

母方の田舎は、秋田県にあります。
周りは、全て山と田んぼしかない、田舎町です。
みなさんもそろそろ、お盆には田舎に帰る(帰省する)人もいると思います。
そこでのいろんな話しをおじいちゃんやおばあちゃん、おじさんやおばさんでもいいですね聞いてみましょう。
お母さん、お父さんの子供の頃の話しなんて面白い事が聞けるかも…。(^-^)

私は、今回の帰省が5年ぶりぐらいだったので、子供の頃聞く事が出来なかった事や知らなかった事が聞けて、とても有意義な時間がもてました。
例えば、私の祖父母のルーツ。どのように出会い、子供を育ててきて、私に至るのか…。
また、こんな年になると親との時間も取る事が出来ないので一緒に共有できる時間がもてて楽しかったです。

私の母は、山が大好きです。
田舎に帰ると必ず、山に入り山菜採りをします。
今回もまだ取れるという事で、ずんずんと山に入っていきました。私も母に取り方、選び方を習い取ってみました。
はじめは、たいしたことのない山に登って自生しているわらびを取りました。
そのあと、みずなというものを取りに行きましたが、これは私には無理でした。雨が降ってくるし、キレイな水辺にしか生えていないというものなので、シダ植物が背丈にも届くほどの中をかき分けて入って行かなくてはなりません。私は、母が帰ってくるのをただ、待っているだけです。
σ(^◇^;)
途中、雨が降り出しても母は帰ってきません。両手に抱えきれないほどの山菜を持ち、やっと戻って来ました。
家に戻ると、山菜で作ったものが食卓に必ず並びます。楽しみながら取ったものをおいしく頂く。なんともうらやましいです。
食べたい量だけ取ってきて、食べるとは、自給自足のように山と共に生きているんだなと感じました。

最近ちまたでは、エコや地球に優しい生活をなんて耳にしますが、まさしくこれだと、体感しました。
地球の恵みを頂きながら、人間が生きる…。

また、自分の親、姉妹や親戚、そして、自分の配偶者やその義父母。みんなに支えられて今私は生きているんだな。先人の知恵などを教わり、私の後世に伝えていきたいと感じました。(栄子)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第4通
2008/07/02

【写真の紹介】
左…ダウンタウンにあるカナディアンレストランの代表的な料理(ステーキとサーモングリル)
中…同じくダウンタウンにある人気日本料理店「侍」
右…その店の寿司と天ぷら


今バンクーバーは夏入間近と言ったところでしょうか。
30℃を超える日もあります。
先週の金曜日には学校のみんなでビーチに遊びに行ったりと暑い夏を楽しんでいます。
日本のようにじめじめした暑さではないので、過ごしやすいです。
しかし、夜10時くらいまで明るいので、時間の感覚を失うこともあります。

では本題に。
今週は食べ物の話をしようと思います。

バンクーバーで有名なものといったら何を考えますか?
現地の人にこの質問をすると、皆『特にない』とい言います。
なんとなくカナダのイメージで言うとメープルシロップやサーモンが有名に思うのですが、実際はそうでもないようです。
魚は圧倒的に日本の方がおいしいですし、メープルシロップを使った料理も特別ありません。

では、何をこっちで食べているのかというと…
主に肉です。
肉のボリュームは日本に比べると驚く位多いです。
スーパーで売っている肉なども大きな塊ばかりです。

毎日肉なんて嫌だよ。と思われるのが普通でしょうが、この生活私には何の苦もありません。
私の食生活は変わっていて、まずフルーツは全く食べません。
野菜も好きではないですし、魚も好んで食べません。
したがって、穀物と肉が残ります。
カナダの生活とマッチするのです。
多くの友達が日本食を時々食べたがりますが、私はこっちの食文化の方が好きです。

日本食を食べたくなっても大丈夫です。
バンクーバーには日本食のレストランはたくさんあります。
特に『sushi』が大人気です。
日本人だというと寄って集って『sushi』と言って来るぐらいです。(半分冗談ですが)

こっちの『sushi』は日本の寿司とはちょっと違います。
ご存知の方もおられるかと思いますが、カリフォルニアロールと一般的には呼ばれている『sushi』があったりします。
これは、サーモン、マグロやアボガドが中に入った巻き『sushi』です。
また、巻き『sushi』を揚げたりして食べたり、中に長い海老天が入っていたりと非常にバラエティに選れています。
もちろん、握りずしもありますが、人気は私が見た限り『sushi』のほうがあるようです。
私が勤めているカナディアンのレストランでも日本人の寿司を作る人が2人います。
止まらないくらいオーダーが来ますので、その人気は絶大です。
そのほかにも味噌汁(miso soup)、てんぷら(tempura)、照り焼き(teriyaki)などは世界標準語になっています。

日本食から離れましょう。
カナダは移民の国です。
いろいろな国の料理がところ狭しと並んでいます。
そんな中でも目立つのがピザ屋です。
日本でファーストフードと呼ばれているもの(マクドナルドなど)はカナダではジャンクフードと言います。
そのジャンクフードの中でもピザ屋が群を抜いて多いです。
日本の感覚で言うとラーメン屋と近いかもしれません。
お酒の後にピザ、昼食にピザ、もちろん夕食にも。
こっちの人はこよなくピザを愛しています。
お皿ひとつの上に2、3ピースを重ねて歩きながら食べている人も多く見かけます。

これまた、日本の人たちは『ピザ何か飽きた〜』とか言っていますが、私は大好きです。
3食ピザでも全く問題ありません。
少しみんな贅沢言い過ぎなんです。

バンクーバーに行けば世界中の料理が食べられる!移民の国だから!
見たいな書き方をしましたが、実際は東京にはかないません。
ミシュランのガイドブックの件もありますが、東京はいまや食の中心地です。
それをご承知の上、ご愛読ください。

中学生の塾生は1学期の期末(または前期の中間)テストでしょうか?終わりましたでしょうか?
夏休みの計画はたっていますか?
ちょっと海外に出て習った英語を使ってみては?
中学校1年生の英語でも立派に自分の自己紹介ができるはずですよ。
お父さん、お母さんにお願いしてみましょう!(笑)
では、またお会いしましょう。 (今津)

 
     


     
 
F先生について
2008/06/30

おかぴー通信なるものがこの教務日誌に現れ、私の体はミルクティーしか受け付けないと書いてありました。
これは、事実です。(笑)
自分で言うのも何なのですが、ミルクティーの年間消費量は日本一ではないかというくらい、何時でも何処でも彼処でも飲んでいます。(笑)

つい先日のことです。
友達とマックにいったときに「藤田ってベーコンレタスバーガーしか食わないよね。」と言われました。
確かに、マックに行くと決まってそれを頼んでしまいます。
別に他の商品が嫌いというわけではないのですが、気付くとそれを頼んでいるんです。

ここで、自分がファミレスなどで食べるものについてちょっと考えてみました。
ジョナサンだったら「タンドリーチキン&メキシカンピラフ」、サイゼリアだったら「健康若鶏のディアボラ風」、ココイチだったら「パリパイチキンカレー」・・・。
こう考えてみると、自分はいつも同じものしか飲食していないことに気付きます。
これは冒険心のなさなのだろうか。
それとも、食に対する欲求がなさ過ぎるのだろうか。
はたまた、食に対するこだわりなのだろうか。
このままでは答えは闇の中、迷宮入りです。
ミルクティー・ベーコンレタスバーガー・タンチキ・健康若鶏・パリチキ、これらの共通点はいったい何なのか・・・。

答えは非常にシンプルなものでした。
だってどれも好きなんだからしょうがないじゃん!(笑)
・・・くだらなすぎてすいません。(苦笑)

ちなみに岡田先生はカレーうどんをこよなく愛しています。(笑)(藤田)

 
     


     
 
ペットを飼う…
2008/06/23

【写真の紹介】
左…うちに来たばかりの頃のジュディ(自宅バルコニーにて)
中…職場の私のパソコンの壁紙に使っている彼女(自宅にて)
右…プライベートなパソコンの壁紙に使っている彼女(高原教室にて)


唐突ですが、読者の皆さんにお伺いいたします。
上のタイトルを読まれて、どう思われましたか?
世間一般、極普通に使われている表現なので、お気にも留められなかったかもしれません。
ですが、私は少なからず違和感を覚えてしまうのです。

第一に、私は「ペット」という言葉が嫌いです。
ペットには「慰みもの」という意味が含まれているような気がするからです。
人間の「付帯物」で、自分、もしくは家族の慰みものとしての存在…
そんな自分勝手な都合の良いニュアンスを持っている気がします。

次に「飼う」という言葉ですが、これも違う気がします。
この言葉には、「餌を食べさせてあげている」、「自分のために生かしてやっている」という、人間の奢った感情が含まれている気がしてならないのです。

もちろん、皆さんはそこまでお考えにならず、全く悪気なく日常お使いの言葉だということも分かっています。
ですから、私も知り合いなどから『ペットを飼っていらっしゃいますか?』という質問に、普通に『はい』とお答えします。
『ペットを飼ってなんかいない…』と心の中で呟きながら…。

「コンパニオン・アニマルと暮らす」

あえて、私のその状況を違和感なく表現するとしたら、私はこの言葉が心情に一番フィットします。

さて、私は現在、妻、3羽の鳥たち、無数の小さな熱帯魚とエビ、そして、1頭のゴールデン・レトリバー犬と暮らしています。
今日は、多くの皆さんもご存知の、そのゴールデン・レトリバー犬のジュディについて書きたいと思います。

彼女と暮らし始めたのは6年前、2002年の夏でした。

妻とは婚約時代から話していました。
いずれ、犬と暮らそう。そして、犬種は絶対にゴールデンにしようと…。
優しそうで、かわいらしい外観のゴールデン・レトリバーが二人とも大好きだったからです。

縁あって、彼女がうちに来たときはまだ生後3ヶ月、目茶苦茶かわいいのですが、何にでも興味を持っては囓りまくる、お転婆娘でした。
私はそんな彼女に、私の好きな洋楽のタイトルから「JUDY」と名付けました。
その頃の彼女といったら、もちろんトイレの躾もまだで、ソファの上やカーペットに粗相をしてしまうことも一度や二度ではありませんでした。
『こりゃ、これから大変だわ…』
あと始末をしながら、正直、そう思いました。

そんなある日、近くにある犬の訓練学校に彼女を連れて行きました。
やはり、大型犬はちゃんと訓練した方が良いと考えたからです。
事実、以前私の実家にいたラブラドール・レトリバー犬とジャーマン・シェパード犬は訓練に出し、それなりの成果を上げていました。
そこで、試しに彼女を見てくれた女性訓練士さんは、10分ほど彼女と戯れるように触れ合いながら、最後にこうおっしゃいました。
「この子は反応が素晴らしく良いので、訓練に出す必要はありませんよ。ご自分で充分躾られるはずです。」

それから、妻との共同躾大作戦(?)が始まりました。
先ず、二人で徹底したことは、いけないことは毅然とした態度で厳しく叱る。
そして、出来たときはオーバーなほど褒めることでした。

彼女は日に日に成長していきました。しかも、驚くほどのハイペースで…。
「お座り」「お手」「伏せ」を覚えるのに、ものの1週間も掛かりませんでした。
そして、程なく、トイレも家の中では決して粗相しなくなりました。
さらに、自分のオモチャなどを除いて、部屋の中のものや私たちの手などを全く噛まなくなり、「呼び戻し」(名前を呼べば、直ぐに来ること)、「ボールの拾い戻り(?)」なども、あっさりと覚えてしまいました。

ごめんなさい。親バカ話にもう少しお付き合い下さいね。(^^ゞ

さらに驚いたことは、全く無駄吠えをしないことなのです。
自宅にいて来客のチャイムが鳴っても、外で他の犬に遭遇して相手が激しく吠え掛かってきても、おやつが欲しくてたまらなくても…。

『この子は必要なときにも吠えないのかな… 番犬には向かないのかも…』
私がそう疑念を抱いたのは、無理もないことだと思います。

でもその後、こんなことがあったのです。

なぜだかは失念しましたが、その日、妻と彼女は自宅で留守番をしており、私は夜遅く、一人で帰宅しました。
深夜0時を廻っていたはずです。
ふたり(?)を起こさないよう、そーと鍵を開け、扉を開けて、玄関に足を踏み入れたその時でした。

「うおんおんおんっ!!」

突然、野太い声で激しく吠えたてる声に、全く予想だにしていなかった私は、飛び上がるほど驚きました。
それが、玄関横のベッドルームで妻と一緒に寝ていた彼女の本気で吠え掛かる声だと気付くのに、数秒必要でした。
直ぐにドアを開け、「ジュディ!パパだよ!」と声を掛けると、瞬間に鳴き止み、腰を振るように尻尾を振り、申し訳なさそうな顔をして近付いてくる彼女がいました。

もちろん、怒るはずもなく、思いっきり抱き締めて褒めてあげました。

「ジュディは本当に偉いね。ママを守ってくれてたんだね。いい子だね。おりこうさんだね…」


長くなりましたので、次回に続かせて頂きます。(^^ゞ(土屋)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第3通
2008/06/18

【写真の紹介】
左…バンクーバー・ホワイトキャップス戦のサッカー観戦
中…シアトル・マリナーズの本拠地「セーフィコ・フィールド」
右…野球観戦をした仲間達と


日本は今、梅雨の時期でしょうか。
バンクーバーの天気もぱっとしない日が続いています。
こんな気候ですので、風邪を引く人が続出しています。
でも、なぜか私は元気です。
そんな今日この頃です。

今回はスポーツについて書きたいと思います。
今、EURO 2008が学校では非常に人気です。
何人かの学生と先生(私も含んでいますが)でひとり2ドルづつ出し合ってギャンブルみたいなこともやっています。
先生は生徒と違ってヨーロッパ系の方々が多く、自分の国の試合になると学校を休んで、見る先生もいました。
私の先生も前回書きましたようにクロアチア生まれですので、授業をつぶしてカフェでサッカー観戦をしました。
英語を覚えることに関してはそう言った授業も間違っていないと思います。
『おしい!』、『よし!』、『あ〜残念』といった言葉は本来の授業ですと、まず出て来ることはありません。
しかし、日常生活に沿った授業というものはそういった点で利点があると思います。
英会話はすべてが文法ではありません。
授業で黒板に単語やフレーズを書くより、実際に多くの機会に会う、または、実際に使ったほうが圧倒的に覚えやすいです。

と、話はスポーツでした。脱線しました。
まず、サッカーは大人気です。
バンクーバーですとバンクーバーホワイトキャップスというチームがあります。
今シーズンのはじめに元日本代表の平野孝選手と契約したこともあって、我々日本人に取ってみても更に身近な存在になっています。
しかも、先週はこれも元日本代表の鈴木隆行選手がホワイトキャップスと対戦するということで多くの日本人が駆けつけたようです。
(補足1…鈴木選手は今アメリカのポーランドでサッカーをやっています。補足2…実際にゲームを見に行きたかったのですが、仕事のため行けませんでした)
ですので、男の人と話すときはサッカーの話をするとすごく盛り上がります。
話題がないときはこれがベスト!!
それと、女子サッカーもカナダは強いようです。
世界でベスト8に入るほどだと…。
ある先生が私に言ったものですので、確信はありませんが。

次に人気なのはやっぱりホッケーでしょう。
しかし、ホッケーに関しては知識がありません。
というわけでこれで終わりです。
それとアメフトに関してもよく分からないので飛ばします。
でも、人気は絶大ですよ。

次はバスケットボールですね。
バンクーバーにはたくさんのバスケットコートがあります。
学生時代にバスケをやっていた私としては非常にありがたいことです。
学校のアクティビティで時々ありますので、必ず参加していい汗を流します(6年やっていたので結構できるんです)
また、NBAも身近ですのでカフェやバーでよく観戦しています。
昨年度の覇者サンズもシアトルの下、ポートランドのチームですので、すごく身近に感じています。

野球は日本と違って人気がありません。
プロのチームがあるかどうかも分からないくらいです。

しかし、野球大好きな日本人としてはシアトルに行って是非MLBを見たいと思って、行ってきました。
しかも、私たちが選んだのは松坂、岡島のいるレッドソックス戦!!
しかも!!!その日はラッキーなことに松坂の先発でした。
つまり、松坂が投げてイチロー、城島が打つということです。
しかも!!!その日は松坂で故障して岡島も投げたんです。
日本人オールスターでした。
久々に興奮しました。
しかも!!!結果はマリナーズのサヨナラ勝ち!!!
松坂、岡島ともに負けつかず。イチローが2安打2盗塁、城島が1安打1盗塁。
すばらしかったです。

それにまた偶然がありました。
私と友達がビールが買いに行っているときでした。
友達が行きなり『鈴木だ…』と言ったのです。
私はてっきり友達だと思いました。
でも、よく聞いてみると鈴木隆行でした。
追いかけました。
フードをかぶっていましたので分かりにくかったのですが、見つけて握手をしてもらいました。
たまたま、観戦に来ていたようです。
その出来事が一番興奮しましたね(サインをしてもらう余裕はありませんでした。残念)

すこし文章が雑になってしまいました。
すいません。

こっちに来てからはスポーツをする頻度が増えました。
ビーチでフリスビーをしたり、学校の前で休憩中にサッカーをしたり、バスケをしたり。
ビリヤードに行ったり、最近はホストファミリーが任天堂Wiiを買ったので、それにも熱中しています。
それらは私にとって非常良いコミュニケーション手段になっています。
やはり本来の目的は英語の学習です。
海外の人とスポーツをすることは日本にいてはまずできないことだと思います。
これも留学の醍醐味の1つです。

今週は特別、文集がまとまりませんでした。
ここまで読んでこられましたらもう1回読見返してみてください。
そうすれば幾分か私の気持ちがご察しにになられるかと思います。

ではまた、2週間後にお会いしましょう。

 
     


     
 
おかぴー通信
2008/06/18

最近「かもみさ通信」なるものが、密かな人気を呼んでいるらしい。これは悔しい。元々は塾生の保護者の方を対象として始まった企画なのだが、塾生の中にもファンが大勢いるようだ。旅先からわざわざ「別○通信」と称してインチキメルマガを同級生に配信している中学生も存在した。さらには、授業中に高原教室は厳しいぞという話の後で、私を“大貧民”に誘う中学生も現れる始末。これはイカン。

ということで、今日は「かもみさ通信」の人気の秘密を探ることにした。
理由の一つは、その軽妙な語り口調が新鮮であったことにある。ともすると軽すぎる感もあるが、HP上の他の読み物と比べれば読みやすいのは事実である。これは「クラス便り」では出せない味である。
『サワディカ〜ッ!今週もクラス便りのお時間がやって参りました。(^.^)/ドモドモ。今週は小テストを実施しちゃいましたd(⌒o⌒)b♪ 結果はイマイチでございます…(×_×;)シュン…。』
これでは読者が増えるどころか、こちらの必死さがまるで伝わらない…それどころか……。
やはり、この軽い口調はかもみさに任せておいた方が良さそうだ。

また、かもみさ自身が小学生の子を持つ母親であるという点、中学生の授業は受け持っていない点などから、先生からの目線だけではないところも共感できるのかもしれない。

しかし、人気の最大の理由は暴露ネタではないかとの分析が有力視されている。

T先生が、覚えた英単語の辞書を食べたこと。K先生が朝食に餃子40個食べたこと。F先生の体はミルクティーしか受け付けないこと。A子先生が一時ビリーのエクササイズにはまっていたこと…。

確かにおもしろい。書き連ねると面白みが増す!かもみさ通信の反響の大きさはやはりこれだった!

その企画いただき。今後、私の教務日誌は、よりマニアックな梨ゼミ情報を中心にお届けしたいと思います。乞うご期待!(岡田)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第2通
2008/06/04

【写真の紹介】
左…前回お話しした無人電車「スカイトレイン」
中…最近アルバイトをはじめたレストラン「グリル&バー リフト」
右…その「リフト」の周辺


こんにちは、今津です。
もう早いことに6月になってしまいました。
私がこっちに来たのは4月のはじめですので、2ヶ月経ったことになっています。
この2ヶ月でどれくらい英語が上達したことか分かりませんが、生活する上では不自由はあまりありません。


今回は2回目ということでバンクーバーの生活についてまたざっと説明していきたいと思います。

学校では前回写真をご覧になっていただければお分かりになります通り、様々な人種の人たちがいます。
主に日本人、韓国人、台湾人、ブラジル人、メキシコ人、サウジアラビア人が占めています。
私の家にはオランダ人がいますが、それは比較的珍しいことです。
ヨーロッパの学生はほとんどいません。

先生は前回の写真で、私の隣にいたブロンドの髪の女性です。
彼女は万能なことに英語はもちろん、生まれがクロアチアなのでクロアチア語と、メキシコに留学していたのでスペイン語が話せます。
非常にスマートで明るい女性です。
文法の授業は主に中学校で習った英文法(グラマー)習います。
中学校時代の土屋先生のご指導の甲斐もあってこの授業にあまり苦はありません。
よく理解できますし、逆にうなずける部分と多々ありますので、新鮮さも感じられます。
1つ難しいのが、名詞や動詞(他にも前置詞、主語や目的語、文法的なことを言いますと現在完了、不定詞や動名詞など)といった単語が分かっていないと授業で何を言っているのか分かりません。
最初の1週間はその単語を覚えました。
授業についていくためだけにです。(日常会話では日本語と同じようにまず、使うことはない単語ですが)

しかし、読み取り(リーディング)、書き(ライティング)と話し合い(リスニングとスピーキング)はまだまだどうも難しいです。
特に話し合いはアジア人のもっとも苦手な科目だと思います。
ブラジル人やメキシコ人はもともとアルファベットを使っていますし、ほぼ似たような意味の単語がたくさんありますので、なんとなく喋っているように聞こえます。
しかも、動詞や名詞の位置も同じですので、途切れることなくずっと話すことができます。
私にはそれは無理です。どうしても考えてから話してしまいます。
そうすると会話に変な溝ができて苦手意識になってしまうようです。(分からない単語があったりすると、また止まりますし)

その中でも、分かった振りは絶対にしてはいけないことを学びました。
日本人は特にこれが多いのです。
わからないときにニヤニヤして分かった振りをするとそれは相手への失礼になります。
そんなときは、しっかり「わからない」と言ってやります。
海外旅行等に行かれた場合でもしっかり自分の意見を相手に伝えられるようにする必要があります。
わからないから説明して。というのもちゃんとした自分の意見だと思います。

今、バンクーバーは2010年のオリンピックに向けて工事の真っ最中です。
ダウンタウンのあちこちでは大きな建物がバンバン建っていまので、その騒音がすごく不快に思うことがあります。
影響はそれだけではなく、地価や物価が急に上がったというのも厳しい点の1つです。
しかし自然が多い市ですので、ダウンタウンの中心部から少し離れれば心地よい気分になります。
現在はダウンタウンではなく、郊外にホームステイしていますが、ホームステイが7月に終わってしまいますので、できればダウンタウンに住みたいと思っています。
1人で住むのは経済的に困難ですので、みんなは2〜4人位でルームシェアをしています。
1つのベッドルームに2人で住むのが普通です。

また、お金の関係上仕事をしなければなりません。
私の場合は最近仕事を始めました。
内容はカナダディアンレストランで雑用みたいなことをやっています。
カナダにはジャパンレストランもたくさんあります。
しかし、やっぱりそこは日本環境ですので学習するのには適していないと考え、あえて難しい方に挑戦しました。
仕事は大変です。
何をやって。と言われるのですが、丁寧に言ってくれないと全くわかりません。
忙しくないときは比較的ゆっくり話してくれるのですが、どうしても忙しくなると喋りは雑になってしまうみたいです。
毎日が英語との格闘です。
でも、こういう環境下で少しでも英語に慣れればいいなと思っています。

ざっとバンクーバーでの生活をまとめて参りました。
次回以降は興味を持ったことなどについて書いていこう考えています。
生活の違いや、個人個人の考えの違いは住んでいるとはっきり分かります。
そういうことをお伝えできればと思います。(今津)

 
     


     
 
名前の由来
2008/06/02

私の名前は"じゅん"と読みますが、これは生まれた月の英語読みJune(ジューン)が由来です。私の名付け親は叔父(父の弟)ですが、外国でも呼びやすく、"豊かな国際人になってほしい"という願いが込められているそうです。"豊かな国際人になる"というのはどうも実現できていない?ようですが、言語には非常に興味を持つようになりました(話せるかどうかは別ですが…)。

皆さんの中には、生まれた月にちなんで名付けられた人もいるのではないかと思います。例えば、月の異名などで言えば、3月生まれなら"やよい"("まあち"(March)は流石に居ませんよねぇ)とか、5月生まれなら"さつき"で英語由来ならば"めい"(May)ですね。8月生まれなら"はづき"ですね。
月に限らず皆さんの親御さんは、皆さんが生まれるときに名前を考えます。将来こんな人間になってほしいとか、字画がいいとか、昔あこがれてた人にあやかった名前とか、一族に伝わる文字を必ず入れるとか…とにかく生まれてくる子に夢を持って名前をつけているのです。皆さんも一度親御さんに自分の名前の由来を聞いてみると良いかも知れませんね。

はるか昔のローマでは、一年を10か月304日としていたそうです。今の1月・2月に当たる月は、寒さが厳しく実りもないために名づける価値のない月として扱われていました(後に付けられましたが…)。3月から6月(当初は1月から4月)までは神話に出てくるローマ神様の名前のマルス・アフロディテ・マイア・ユノーからきています。ちなみに私の6月のユノー【juno】というのは、ローマの最高神ユーピテル【ギリシャ神ゼウス】の妻(結婚を司る女性の神様で結構嫉妬深かったとか…男の私はあまり嫉妬心が無いようです)から来ているようです。

7月以降は数字が起源らしいです。現在の10月を表すOctoberの"octo"は8を表します(8本足の蛸は英語では"octopas"です)から、Octoberは実は8月のことだったわけです。これは1月・2月が後から前に付けられたために2ヶ月ずつ月がずれてしまったので、本来の8月から10月になってしまったわけです。
7月はQuintilis,8月はSextilisでしたが、7月は皇帝ジュリアス・シーザーから、また8月はその養子で初代ローマ皇帝のアウグルトゥスの戦勝記念日としてその名からとられ、それぞれJuly(ジュライ)・August(オーガスト)とされたそうです。しかも皇帝の月が他の月の日数よりも少ないのはおかしいとして、30日だったものを31日にしてその分2月から取ったために、2月が28日になってしまったという事です。

そのほかの皇帝も自分の名前をつけようとしたそうですが、結局、残ったものがシーザーとアウグルトゥスの2人だったわけです。自分の名前を月の名前として残してしまうなんて、すごい皇帝だったんですね。

こうして調べてみると、神話も結構面白いのかなと思いました。「今度図書館で借りて読んでみようかなぁ。」っと思う今日この頃です。(北山)

 
     


     
 
英語は大事だぞ!!!
2008/05/26

過ごしやすい季節になりましたね。
新緑がきれいですが、日光浴には暑すぎるぐらいになりました。
でも、元気よく外で遊んで下さいね。外で遊ぶのも勉強ですよ。

さて、今回の教務日誌は、今津先生の日誌を読んで私も感じた事を書かせて頂きます。
私も土屋先生の英語に少なからず、影響を受け、英語を勉強しました。また、これからも英語を勉強していきたいと考えています。

土屋先生の教務日誌にもありましたとおり、今津先生と三人でヨーロッパ旅行に出かけたとき、私たち二人は全然英語を話せません。かろうじて聞き取れる程度です。私たちを連れて、土屋先生は大変だったと思います。ホテルのルームサービスを注文するときも何かトラブルが起きたときも…。
もっと学生の時に英会話をしっかり勉強しておくべきだった。梨ゼミには、ちょっと前まで、英会話クラスがありました。
せめて、文法を忘れずにいられたら…。
知っていましたか?日常会話程度なら、中学生までの文法で十分だということを!!!

今、中学生は新学期を迎え、3ヶ月が経とうとしています。1年生は、単語をひたすら覚え、2年生、3年生は更に難しくなる単語や文法、熟語まで覚えていきます。それをこぼすことなく大人になれば、海外旅行がとても楽しくなるはずです。

パックツアーで、添乗員さんがついて日本人の団体での行動をすると、自由行動以外は、外国語を理解する必要がないわけです。ただ、添乗員さんの後をついて、解説を聞き、連れて行かれるだけ。おいしそうなレストランを見つけても決められた所にはいるわけです…。それは、確かに安心ですが、本当の楽しい旅行ではないはず。
今は、中学校の修学旅行だって、班行動だと言うではありませんか。自分たちで行き先を計画する…。少し前までは、クラスでまとまり、バスガイドさんと一緒に回るような修学旅行だったのです。
実際、私の年代はそうでした。今では、どこで何をしたかも覚えていないぐらい、印象が薄い修学旅行でした。
自分たちで、どこに行くのかを計画し、当日思いもしていなかったハプニングに遭遇し…。
それが、楽しい、印象に残る旅行だと思っています。

みなさんには、いろんなことに好奇心を持って大人になってもらいたい。

そして、今津先生は、いろんな経験をしたくて海外に出て、自分を試してみようと思ったのではないでしょうか?若いから出来る事です。
たくさんのお土産話を楽しみにしています。

ずいぶん前にも教務日誌に書いたと思いますが、何でもいいのです。
興味を持つ事はとてもいい事です。なにか1つ好きな事を見つけて見て下さい。
わたしは、海外旅行先での建物や風景や食べ物、動物(犬、鳥など)、ハーブなどといろいろあります。少しずつ、私の興味を持っているものの話をしていこうと思っています。(栄子)

【写真の紹介】
左…チェコの首都、プラハの夜景
中…ドイツの高速道路のサービスエリアで食べた昼食
右…プラハで路上駐車のフェラーリ

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第1通
2008/05/21

【写真の紹介】
左→対岸のノースバンクーバーの街
中→バンクーバー観光名所「ガスタウン」とスチームクロック
右→私が通っている英語学校アーチャー・カレッジ(Archer College)のクラスメイト


♪〜 らぁぶれらー ふろぉーむ かなぁだ〜(♪カナダからの手紙 By 平尾昌晃&畑中葉子)

…って、皆さん、ご存知ですか?
土屋先生がこのコーナーのタイトルを考えたとき、この曲を思い付いて命名して下さったのですが、私は知りませんでした。
調べたら1978年の曲とのこと…
私はまだ生まれていません!(^^ゞ

…と言うわけで、気を取り直して…(;^_^A

「今津修のカナダからの手紙」スタートです!
改めまして、「教務日誌」ご愛読の皆さま、お久しぶりです!
昨年度まで梨ゼミで理数系科目の教務に務めてまいりました、今津修です。
土屋先生からの紹介がありました通り、現在はカナダの南西に位置する都市、バンクーバーにおります。
ここです!

「今津修のカナダからの手紙」の初回、2回目はここまでの経緯やカナダ生活の全体像を簡単にご説明します。

まず目的はなんと言っても英語の学習です。
日本はもちろん発展した国ですが、まだ文化や言語があまり混じっていない独立した島国のように感じます。
いざ英語を学習したいと思ったときに、日本にいては生の英語に関わる機会が非常に少ないと考えました。
そこで単純なのですが、英語圏の文化を知りつつ、学習に努められる場所としてカナダに決めました。(まだ特別な理由はありますが、詳細は省略します)

現在カナダでは午前中3時間と午後3時間の計6時間、学校に通っています。
午前中の授業は主に文法で、午後の授業は会話が中心です。文法と言っても先生はネイティブなので英語で授業を行うわけです。
中学校、高校で散々学習した文法もネイティブには使い方によって捉えら方が違ってくるといいます。(捉えられ方の違いは非常に面白いです。このことだけで是非一回分の手紙を書きたいと思います)
英語での授業なので、最初の1週間は何をしていいのかさえもさっぱり分かりませんでした。
テキストを実行するにしても、問題が英語で書いてあるので、まずそこから考えます。
問題1つ解くにしても、日本にいては考えられないくらいの苦労があります。

学校まではホームステイ先から20〜30分程で着きます。
スカイトレインという無人の電車が3〜5分おきに出ていますので、交通の便はすばらしく良いです。

ホストファミリーはフィリピン系です。
カナダは移民の国ですので、様々な人種の人々がいます。
私のホストファミリーは一言で言うと非常に親切です。何もかも自由にやらせてくれます。
家族構成はお父さん、お母さん、8歳の子供と最近生まれた双子の5人です。その他に私を含めて4人の学生がいます。
オランダ人、韓国人、サウジアラビア人とまさに人種のサラダボールです。
家族、他の学生との会話の共通語はもちろん英語です。
ですので、学校にいても家にいても英語環境というわけです。
会話が分からなくなる時や、言いたいことが伝えられないことも多々あります。
しかし、それも醍醐味の1つだと考えています。
知ってる単語や文法を使って自分の言いたいことを表現する、これは英語の良い練習になります。
表現したい単語があれば、そのときに辞書を引いて学習すると不思議なことに覚えてしまいます。
したがって、毎日が英語の練習になっているわけです。(こっちでは英語の『学習』と言わずに『練習』といいます。学習は日本ですでに終えていて、それを使って表現方法を練習するという意味です)

気候は日本に比べるとまだまだ寒いです。
また、毎日天気が悪いのもバンクーバーの特徴だといいます。
よって、少しくらいの雨ならこっちの人は傘をさしません。
最初はその生活に抵抗がありましたが、今ではもうなんとも思わなくなりました。
さらにびっくりすることは動物がたくさんいることです。
アライグマやリスが家のそばや道路を横断しているのをよく目撃します。

と初回にあまりたくさん書きすぎると後々つらくなってきますので、全体像把握の第1回目はこの辺で失礼したいと思います。

土屋先生もおっしゃっていましたが、この情報で留学を少しでも経験してみたいと思った方がおりましたら幸いです。
個人的な興味、質問等ございましたら、何でもかまいませんので、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

o_imazu@yahoo.co.jp

では、今後とも「今津修のカナダからの手紙」をよろしくお願い申し上げます。

 
     


     
 
今期最初の直ゼミがありました!
2008/05/19

本日、今期始まって最初の定期テスト直前対策ゼミ、略して「直ゼミ」が行われました。
今回の教務日誌より、画像を載せることができるので、私の予定ではこの直ゼミの様子を写真に収め、アップするはずだったのですが、対策授業に追われてしまい、写真が・・・。(苦笑)
その分、対策にはかなりの力を入れておりますので、どうかご容赦を・・・。
今後は極力映像での情報も載せていきたいと思っています。

さて、直ゼミですが、特に気になるのが1年生だと思います。
1年生にとっては直ゼミどころか定期テストが初めてのできことですからね。
例年だと1年生最初の直ゼミは勉強の仕方もわからず、目を離すとすぐにおしゃべりをしてしまうものなのですが、今年の1年生はそういったこともなく、一生懸命勉強しておりました。
私が受け持っている国語は、漢字テストを行ったのですが、それも見事全員合格でした。
皆勉強に対する意識が高く、今後どんどん伸びていく気配があります。

2年生はというと、社会が苦手な塾生が多く、直ゼミでの小テストが心配だったのですが、苦手なままじゃいけないと思ったのでしょう。
ほぼ全員が高得点で合格しました。
この調子なら、定期テストでもきっと高得点をたたき出してくれることでしょう。

3年生ですが、今回の直ゼミは梨ゼミ生でなくても誰でも無料で参加可ということで、梨ゼミ生以外にも参加者がおりました。
参加した子達は皆、勉強をしに来ているという意識をしっかり持っており、講義中は「うんうん」と頷き、自分に必要な知識とあれば、板書しなくてもメモを取っていました。
この直ゼミにより、今まで以上の得点を獲得できたなら、私も非常に嬉しいです。
その時は是非報告に来て欲しいなと思っています。
市川地区の直ゼミの際も、こういった直ゼミ無料体験を実施したいなと思っておりますので、その際は是非参加してみてください。
今まで以上の得点を獲得できますよ!

私の担当が国語と社会なので、この2教科寄りの話になってしまいましたね。
それもクラス便りのようですし。(笑)

何はともあれ、嬉しい結果報告を期待しています!(藤田)

 
     


     
 
で、新企画の告知!
2008/05/11

…と言う訳で、新企画の告知をさせて頂きます。
前年度…、つまり今年の2月一杯まで、理数系科目を中心に当ゼミで非常勤講師を務めておりました今津先生は、多くの皆さまがご存知だと思います。

実は彼、今年の4月に語学留学のため、カナダへ渡航いたしました。

ご存知の方も多いかと思いますが、彼は中学生時代、梨ゼミの塾生でした。
彼が梨ゼミに入会したのは、中学3年生の夏期講習からでした。
その入会したばかりの頃の彼の成績は悲惨な状況で、特に英語が苦手で、正確には失念しましたが、確か最初の英語の偏差値は40にも満たなかったはずです。(;^_^A
驚くことに、中3にもなって、「be動詞」と「一般動詞」の区別さえ出来ていない状況でした。(T.T)

入塾後、私は彼を事務室に呼び出し、こう話した覚えがあります。
「このままでは入試を突破することは非常に難しい。ボクも初歩から必死で教えるから、とにかくキミも、今までサボった分を取り返すため、残された数ヶ月を必死に頑張りなさい!」と…。

それからの彼の努力は凄まじいものでした。
私が教えることをスポンジのように吸収し、信じられないほど成績を上げていったのです。
夏期講習最後の偏差値テストでは平均偏差である50を超え、その後も成績を伸ばし続けたのです。

志望校を決定するにあたり、私たちは自信を持って、彼の志望校である「K高校」を勧めました。
しかし所属中学校の担当の先生はK高校は絶対に不可能。もっと下の高校を受験するように強く指導したそうです。
彼のお母様からそのことを相談された時、私は確信と共にアドバイスしました。彼ならば必ず合格できるから、学校側の言うことを気にせず、K高校を受験されるようにと。

結果はご想像通りです。
見事K高校に合格、その後、大学にも現役で合格し、梨ゼミの講師として4年間、私たちと共に皆さんをご指導させて頂いたという訳です。

余談ですが、その高校受験の時の英語の点数は、彼の自己採点ではありますが、9割前後(!)だったそうです。

中3の夏まで「be動詞」と「一般動詞」の区別さえ付かなかった彼…。
その彼が英語に、そして世界(実は去年、彼、そして私たち夫婦は一緒に3人でヨーロッパを旅行しました)に興味を持ち、それだけでは満足せず、カナダに語学留学をしている事実…

もちろん、私だけの影響ではありませんが、その切っ掛けに少なからず関わっていること、英語の講師として、望外の喜びです!
(彼のお母様からは、愛しいご子息が1年も家を出て遠く離れてしまった切っ掛けでもあり、少々恨まれておりますが…(大汗))

前置きが長くなってしまいました。
やっと新企画の告知です!(;^_^A

現在カナダで生活をしているその彼から、出来るだけ写真付きで、定期的にこのページに書き込んで頂くこととなりました!

題して…
ベタではございますが…
ちょっと、恥ずかしいのですが…

今津修(おさむ)の「カナダからの手紙」!!

(…今笑った方は、昭和30年〜40年代のお生まれですね!?)

学校のこと、ホストファミリーのこと、友だちのこと、滞在している街のこと、勉強のこと、食事のこと…
文化や習慣の違いや感じたことなど、自由に書き込んでもらうつもりです。
書き込みは隔週水曜日で、初回は来週の水曜日、5月21日を予定しております。
読者の皆さまに、楽しく興味を持って読んで頂き、その結果、広くグローバルな視野を持って頂く切っ掛けになれば…と心から願っております。

皆さま、どうぞお楽しみに♪(^^) (土屋)

【写真の紹介】
左…ホストファミリー(ホームステイ滞在先のご家族)レイズ(Reyes)さんご一家と
中…真っ先に親友になったオランダ出身のステファンと
右…上で紹介したヨーロッパ旅行で、スイス在住の私の友人であるカスター(Kuster)一家と

 
     


     
 
「教務日誌」リニューアル!
2008/05/11

長かったGWも終わり、通常授業に戻りましたが、皆さま、生活のリズムは元に戻りましたでしょうか?

さて、この「教務日誌」を開かれた方は驚かれたことと思いますが、この度、大幅にリニューアルいたしました!(^-^)
デザインも一新され、ずっと読みやすくなったかと存じます。
そして、3枚まで写真を貼り付けることも出来るようになりました!
その写真はクリックすると別画面で拡大表示されます!
毎回!…は難しいかも知れませんが、各講師、出来るだけ写真付きで日誌を書き込むことになるかと思います!

なお、今までの教務日誌はこちらに過去ログ閲覧用として残しておきます。

先日お伝えしたように、基本的に毎週月曜日一杯に各常勤専任講師が交代で書き込むようにいたします。
さらに、毎週土曜日に配信しております鴨川希彩先生による「かもみさ通信」も、過去ログ閲覧用として、こちらにもコピーをUPするようにいたします。
さらに、さらに!
当ページにおいて、新しい企画も始まります!!(^^)

皆さま、これからも「新教務日誌」をご愛読頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m (土屋)

 
     


 
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