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今津修のカナダからの手紙 第13通
2008/11/05

【写真の紹介】
左…カナダディ(カナダの独立記念日毎年7月1日)で
中…ハロウィンのときの私たちの部屋の飾りつけ
右…ハロウィンのときのルームメイトとの写真


入試が近づいてまいりました。
もう、11月です。
受験生は緊張感が増してきましたか?
多少の緊張感は良い集中力を生み出すと私は思っています。

私がバンクーバーに来て、7ヶ月です。
私の生活にも若干変化がありました。

現在はliftと言うカナディアンレストランで仕事をしていますが、もう1つ仕事をすることにしました。
そのliftで働いていたカナディアンから紹介してもらいました。
家のそばにある opusホテル というホテルの中のレストラン elixer と言うところです。

何より大変なのが、日本人が私1人しかいないということです。
給料のもらい方などの契約の内容、仕事の内容などすべて英語ですので、久々に緊張して仕事をしています。

最後の3ヶ月はしっかり英語が学習しようと思い、戦場に赴いたつもりです。
どうにか一生懸命にあまり通じない英語でがんばっています。
耳は少しずつ慣れてきているので、自分の言いたいことを言う訓練をしたいと思っています。

日本語では全く苦労しないのですがね…。
当たり前ですね。

新しい職場の人にこんなことを言われました。
『私のお父さんが日本に行ったんだけど、日本人は全く英語を喋らないから何をするのも苦労だったらしいよ。
第2言語は英語ではないのかい?ハイスクールでは習わなかったの?』 (今津訳)

ハイスクールどころか、中学校でも習っています。
何か惨めになりました。

今までの英語の学習は、高校入試のため、大学入試のための英語だけであった気がする。
もちろんそれは大事なことですが、せっかく習っているのですから、もうちょっとフレキシブルに使える様になりたい。

そういう気持ちがまた大きくなりました。
浅草で歩いているトゥーリストに質問されたときにしっかり答えられるようにしたいですね。

あと3ヶ月。もうちょっとがんばろうと思います。

今回は簡潔にイベントに対する私の態度をお伝えしたいと思います。

7月にカナダディ、つい最近10月の終わりにはハロウィンがありました。
日本では行事関係にはほぼ参加しないのですが、さすがにカナダにいますので結構しっかり参加しています。

写真載せますので、ご覧になってください。

どれも結構楽しかったです。
特にハロウィンの部屋の飾りつけにはついつい凝ってしまいました。
私の家でパーティをする予定でいましたので、5時間くらいかけて飾りつけをしてしまいました。
こういうことが意外に好きなのかも知れません。

きっと、日本に来るトゥーリストが節分や七夕に参加するのも同じ様な気持ちなのですね。
自分の国にいるうちはそういったイベントには疎遠になりがちなのでしょう。
意識改革にもなっています。

次のイベントはクリスマスでしょうか?
ホームステイで楽しむことになりそうです。
日本にいるころは関心がそこまでなかったのですがね…。

では couple months later に。 (今津)

P.S.ハロウィンはお酒好きにはたまらない、ビールに仮装しました(笑)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第12通
2008/10/22

【写真の紹介】
左…私が住んでいるマンションの外観
中…私の部屋とベッド(…というか万年布団)
右…ダウンタウン・ストリートの紅葉


バンクーバーは秋を通り越し、冬になったくらい寒くなりました。
雨が降ったり、止んだりを繰り返しています。
毎日フードが付いた服を着ないと突然の雨には備えられないので、1週間同じような服装になってしまいます。

しかし、バンクーバーも紅葉は美しく、ストリートの木々がすっかり赤く染まっています。
夜になるとライトアップされるところもあり、寒い中歩いていても、少し良い気分になることがあります。

では。
今週は私が住んでいる家の話をしようと思います。

私の住んでいるマンションはイエールタウンと言う、ダウンタウンでは高級な住宅地にあります。


大きな地図で見る

そこにはプールやジムも付いています。(ほぼ行ったことはないですが)
地下3階は駐車場、地上13階建ての11階に住んでいるので、夜の景色はすごくきれいです。

部屋はベッドルームが2つと比較的広々としたリビングダイニングがあります。
そこに私を含め、4人でシェアをしています。
4人はすべて日本人です。

家賃は月2000ドルですので、1人500ドルを出し合っています。
水道代は掛からないのですが、電気代(ガスでないので、キッチンもすべて電気になります)も4人でシェアするということです。

家の隣にスーパーがあり、買い物の便は非常に良いです。
ダウンタウンの中心部までは歩いて15分くらいで着きます。

不自由な点は、私の仕事場まで歩いて40分掛かるということです。
日常生活で運動をしない私にとっては良いエキササイジングになっているので、仕事に行く際はしっかり我慢して歩くようにしています。
往復で80分です。
結構良い運動になります。

このマンションの契約も11月の終わりまでです。
その後もダウンタウンに住むことも考えましたが、前のホームステイが非常に親切だったことなどから、またホームステイにすることしました。
12月の頭から帰るまではそこでまたしっかり英語を学ぶことにします。

先週ホームステイを訪れたとき、夕食を作っといてくれていました。
久々に食べたホームステイの夕食はやはりおいしかったです。
戻る理由がそこにもあるのかもしれません。

バンクーバーに住んでもう半年が過ぎました。
この日記も12回目ですので計算が合いますね。
隔週で書いているこの日記ももう折り返しを過ぎたようです。

最近卒業生からのメールも増えました。
結構みんな見てくれているようです。
ありがたいことです。
その期待を裏切らないためにも、内容盛りだくさんで復路に取り組んでいきます。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第11通
2008/10/08

【写真の紹介】
左…グランドキャニオン
中…グランドキャニオンに行く途中
右…デスバレーにあるダム


今週でバンクーバーに来て、半年になります。
ホームステイが4ヶ月とルームシェアが2ヶ月と言うことで、こっちの生活にもほぼなれました。
今住んでいるところのマンションの契約が11月の終わりまでなので、そろそろ次の住まいのことを考えなければいけません。

先週の土曜日に、前のホームステイ先での誕生日パーティーに誘われました。
2ヶ月ぶりに会い、いろいろ会話も弾みました。
前のホームステイは非常に親切で私は大好きです。
この契約が終わったら、またそこに住みたいと考えていました。

しかし、次に来る生徒がすぐに決まってしまうため、12月の頭から住むのはもう無理だと思っていました。
ダメ元でたずねてみたところ
確かに決まってはいるが、もし戻りたいのであれば変更してあげるよ。
SAMのことはみんな好きだから私たちからしても是非戻ってきてほしいよ。(注:ホームステイ先の家族はみんな私をSAMと呼びます)
と言ってくれました。

信頼してくれています。
すごくうれしかったです。

でも、実際は悩んでいます。
ダウンタウンは便利ですし、友達もたくさんいるからです。

うーん。
どうしよう。
と悩んでいる今日この頃です。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
なぜか、日本は全く恋しくないのです。
日本…。
嫌いではないのですがね。

英語でこの表現は非常に難しいです。
『嫌いではない』
……。
誰かに聞いてみることにします。

I don't hate.
I don't dislike.
??
難しい話はやめましょう。

話が2転、3転としました。すいません。
今週は『よう!!元気?』に対して、『おー。俺は元気だ。』を紹介します。

日本の学校では大抵こう習います。
I am fine. And you?

確かに正解です。
しかし、芸がない。
しかも言い方が雑だとこの意味の捉え方はこのような会話になってしまいます。

『元気?』
『元気』(忙しいような感じで)
『で、君は?』

と、もう忙しいからとりあえずちゃちゃっと返事をしよう
と言うような表し方になることがあります。

やっぱりいろいろなパターンを持っておきましょう。

I am super good.(すげー調子いいよ)
I don't feel good.(体調が良くないね)
I am OK.(いつもと一緒位かな)
OKにgoodの意味はありませんのでご注意を。

I get hungry.(おなか減った)
I got really tired.(今日はすごく疲れているよ)
tiredは日本人がよく使うと言います。
文化でしょうか?
日本人は一生懸命に仕事をしすぎると言うイメージもあるようです。

こんな感じでしっかり返事を返すようにしましょう。
あと忘れてはいけないのが
『君は?』です。

簡単です。
And you?
How are you?
はずごーん?

何でもかまいません。

そうしたら相手もなんか言ってくれるでしょう。
それを覚えておいて、次に使ってみても楽しいかもしれません。

私たちの生活にはない文化
『よう!!元気?』『おー。俺は元気だ。』を2週にかけてお送りました。
海外旅行の参考に少しでもなればと思います。

今週の写真は友達がアメリカ、ラスベガスに行ってきたので、写真を少しもらいました。
グランドキャニオン、デスバレー。
あんまり興味ないんですよね。個人的には…。 (今津)

 
     


     
 
ほぼ月刊おかぴー通信♪vol.2
2008/09/29


お久しゅうございます!3ヶ月ぶりのおかぴー通信♪です。
本来はほぼ月刊の予定なのですが、丁度私の順番と夏期講習の開始が重なり、書き物をする余裕もないまま、あれよあれよと3ヶ月が経ってしまいました(*^_^*)
かもみさ通信♪に対抗してできたおかぴー通信♪ですが、HPにアップ後すぐに約1名からの反響がありました。今まで教務日誌に書き込んでも、何のリアクションもなかったので、感想を言ってくれるだけで涙が出る思いでした(T_T)

24時間365日(←梨ゼミ内でのおかぴーのキャッチフレーズ)仕事ばかりしていると、なかなか教務日誌のネタも見つからないのですが、おかぴー通信♪にするとネタのバリエーションも広がります。
Vol.1から3ヶ月、色々変化もあります。

私自身、生まれて初めてヒゲをのばしております。きっかけは土屋先生が『おかぴー、ヒゲ似合いそうだよね。生やしてみたら?』の一言でした。自分ではずっと似合わないと思っていたので、この一言は衝撃でした。『え〜〜、似合いませんよ〜』と軽く否定してはみたものの、『絶対似合うよヽ(`Д´)ノ』と断言されては、やらずにはいられません。
さらに追い打ちをかけるあの女…かもみさです。『え〜似合いますよ( ^)o(^ ) 奥田瑛二っぽくなりそう(=⌒ー⌒=)』などと言われては、やらずにはいられません。

社会人になってヒゲを生やす機会も勇気も、そうそうあるものではないし、社長のお墨付きだし堂々とできる!と気持ちよくNEWおかぴーに変身し始めると、黙ってないのが塾生達です。

中3女子は、『…無い方がいいんじゃん』と、優しめのリアクション。中2男子は、『かもみさが褒めてるのは、かもみさ通信♪のネタにしたいからだよ!』と冷静に分析。(君たちは賢い!当たりでした(--u)中1女子は『あ〜、まだ剃ってない!剃りなよ〜(;`O´)o』 はいはい。

塾生達のおかぴーバッシングはとどまるところを知らず、キッズ生達もまた例外ではありません。
小4のKくんは『ヒゲ伸びたね。白いのもあるけど』とチクリ。最強だったのは小1のAちゃん。
『きもちわる〜い(≧д≦*)』
思いもよらぬ言葉を浴びせられて、しばし呆然と立ちすくんでいると、いつも私のことをイケメン呼ばわりしている小6のTくんは、『そんなことないよ〜』と優しくフォローしてくれました。ありがとね。

そんなこんなで、あまり評判のよろしくない私のヒゲですが、思わぬところで塾生達とのコミュニケーションのきっかけになったことは間違いありません。
それだけでもやってみた甲斐はあるかな、と勝手に解釈しております。

今回はネタが豊富にあったにもかかわらず、ヒゲの話に終始してしまいました。
お楽しみは次回以降ということにしておきます!
それにしても女性は怖いですね。ではまた来月<(_ _)>(岡田)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第10通
2008/09/24

【写真の紹介】
左…バンクーバー島のビクトリア(ブリティッシュコロンビア州々都)にあるエンパイヤホテル
中…同じくビクトリアの州議事堂
右…夜の州議事堂


今回でこの「今津修のカナダからの手紙」も10回目となりました。
今後はもっとご愛読の皆様が増えてくださると幸いです。

先週、昨年度の卒業生からメールをもらいました。
勉強のこと、部活のこと、友達のことなどが書いてあり、久々に先生に戻った気分で返信を書いてしまいました。
昨年度の卒業生の皆さん。高校生活はどうですか?
今津はカナダで楽しく暮らしています。
是非、私がついついにやけてしまうようなメールお待ちしています。
その他の方々もご質問、ご感想、お待ちしております。

再up o_imazu@yahoo.co.jp

今週は『よう!!元気?』の習慣についてお話しようと思います。
英語圏では皆さんご承知のように『こんにちは』の後に『よう!!元気?』と言う習慣があります。
この『よう!!元気?』の習慣が非常にややこしいのです。
私たちの習慣にはないものなのでこれも慣れですね。

皆さんがご存知の中で一番有名なのが‘How are you?’でしょう。
私もこれだけは知っていました。
しかし、言語と言うものはネットワークとグローイングアップを持つものです。
1種類と言うはずがありません。
で、学校で学んだのが、‘How are you doing?’です。
同じ、『よう!!元気?』と言う意味です。

しかし、社会に出ると2種類では足りないのです。
他にも
‘What's up?’
‘How's it going?’
などの言い方があります。
特に‘How's it going?’は日常生活では多用します。

最初は戸惑いました。
仕事先で‘ハズゴーン?’と言われたからです。
私には
は? 『Has gone?』 と聞こえました。
誰がどこに行ってしまったって???
と言うわけで‘How's it going?’は‘ハズゴーン?’と聞こえるのでご注意を。

中には
‘What's up? How are you doing? How's it going?’
と早口で言ってくるやつもいます。

今は慣れました。
そんなことで戸惑っていては会話になりませんしね。

この4種類を覚えておけば英語の『よう!!元気?』は大丈夫です。
レジで買い物をするとき、何を言っているのかわかると結構うれしいものですよ。

次回は『よう!!元気?』に対して、『おー。俺は元気だ。』
を紹介したいと思います。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第9通
2008/09/10

【写真の紹介】
左…カナダ・バンクーバーのホープ地域
中…アメリカ・シアトルのセーフィコフィールドとダウンタウンの摩天楼
右…アメリカ・シアトルのボーイング社航空博物館


2週間振りです。
日本はまだ残暑が厳しいでしょうか?
バンクーバーの朝夕は長袖が必要なほど冷えます。
もう、夏も終わりです。
結構短かったですね。

今週は私が高校生のときに習ったあることわざについて話したいと思います。
国語の授業か英語の授業か定かではありませんが、

『A rolling stone gathers no moss.』

『転石苔を生ぜず』

と言うことわざを習いました。

意:職業や住居を変えてばかりいる人は、地位も財産もできない
  活発な活動をしている人は時代に取り残されることがない   〔大辞泉〕

と、このことわざは2種類の転じた意味を持つわけです。

一般的に日本では前者の意味を持つのが普通なのですが、海外では後者の意味を持つと高校のときに習いました。

日本で職や住居を変えるということは一大決心であり、人生の流れを大きく変える選択といっても過言ではありません。
現に大学を卒業してから定年を迎えるまで、1つの職を全うする人が日本では多く見られます。
特に職に関してはコロコロと変えてしまうと、信用、信頼がないのではと言う見られ方さえされてしまいます。

しかし、後者の意味は全く相反するものです。
職を変えると言うことはそれだけ人生を生きていく中でいろいろな経験をしていると言うことであり、それはメリットだ。と言っているわけです。

ここで、私がお伝えしたいのは実際にカナダではどうなのかと言うことです。

結論から言いますとやはり、後者でした。

前にも言いました通り、私は今カナディアンのレストランで働いています。
そこでは調理をしている人が1日に約10人、ホールにいる人が約10人と大体ですが1日に約20人の人を見ることになります。
特に調理をしている人は働いている環境が一緒ですので、会話もありますし、顔、名前は一致しています。
私はそこで働いてもうすぐ4ヶ月になります。
その間に、見なくなった顔あるなと思って聞いてみると
『アイツは辞めたよ』
などさっぱりと言われることが多々ありました。

この4ヶ月間で5人位はいなくなりました。
またそれに加えて新しい顔も入ってくるわけです。

キッチンを仕切るシェフ、フロアを仕切るマネージャーなども1年程度で辞めてしまうそうです。
なので、週1回は『Nice to meet you.』と言われます。
『始めまして』の回数が多いですね。バンクーバーは。
でも、なぜか『さよなら』は言われないのです。
なぜですかね??

『A rolling stone gathers no moss.』
分かって頂けたでしょうか?
そういった言葉の違い見つけられると楽しく思えます。

生活の中で思った体験をまたお伝えできればと思います。

今週はこの辺で。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第8通
2008/08/27

【写真の紹介】
左…ロッキーマウンテン ルイーズ湖
中…ロッキーマウンテン ペイト湖
右…ロッキーマウンテン モレイン湖


夏期講習がもうすぐ終わりますね。
充実した夏期講習であったでしょうか?

高原教室はお疲れ様でした。
ホームページでしっかり拝見させていただきました。
残念なことに今年も課題が残ってしまった人がいたようですね。
しかし、去年のそのような苦い思い出を今年は克服した塾生がいたのは非常に嬉しいことです。

夏期講習で学習したことはすぐに実力として目に見えてはこないと思います。
特に中学3年生の皆さん。
夏の最後の模試などで成績がついてこなくても、夏期講習の充実さを感じるならば、特別に気を落とす必要はありません。
夏期講習で学習したことは今後もう少ししてからはっきりと成績に出てくるものです。
地道に学習を続けるようにしてください。

私も今になって、こっちの学校で習った表現等が仕事や日常生活の場で使える様になってきました。
自分でその表現を使うことは忘れたりしていてなかなか難しいのですが、相手が話しているのを私が聞くときに
この表現は昔学校で習ったな。
こういうことを言いたいのか。
と会話が順調に続くのは事実です。

その場で習ったことすぐに使えるようになるのは至難の業です。
その知識を数ヶ月後にマスターできるような学習を試みてください。
応援しています。

今週は先週の続きを少しお話します。
「ネガティブクエスチョン」
大変です。

お仕事の最中では1つミスで怒られることがあります。
たとえば私がした経験だと…

何か今すぐにこの作業をして。と言われ、よく分からないな〜という表情をしていたら言われた一言。
『You don't know how?』 『やり方知らないの?』
日本だったら
知っていれば 『いいや、知ってるよ』
知らなかったら 『うん、知らないね』
なのですが、

こっちでは 
知っていれば 『Yes, I know.』 『うん、知ってるよ』
しらなかったら 『No. I don't know.』 『いいや、知らないね』
となります。

でも、その時慣れていなかった私は『知らないね』と言う意味を言いたかったので
日本式に『Yes.』
と答えてしまいました。
分かりますか?

つまり、私は『知らない』のに相手は『知ってる』と思うわけです。
やり方も教えてくれずにどこかに行ってしまいました。
私的には『おいおい。教えてくれよ』と思ったので、
追いかけていって『教えてよ』と言ったら、
相手は
『さっき、知ってるって言ったじゃねーか!』
と罵倒。
確かに『知ってる』って言いましたけど。
そんなに怒る必要もないでしょ。

他にも『もうないの?』『No more?』
『誰もいなかった?』 『Nobody?』
といった表現も
『ある』あるいは『いる』ならば『Yes.』
ですし、
『ない』あるいは『いない』ならば『No.』
と答えなければいけません。

日本だったら
『もうないの?』と言われて
『ない』なら『うん』ですので、こっちの表現とはまったく正反対なのです。

分かっていただけましたでしょうか?
『ネガティブクエスチョン』
私も少しずつ慣れてきました。
意識しながらやっています。
こっちでお仕事するのもやっぱり大変です。

ではまた、2週間後に。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第7通
2008/08/13

【写真の紹介】
シアトル、イングリッシュベイでの花火大会


もうすぐ夏期高原教室ですね。
勉強は進んでいますか?
昨年も高原教室2日目の夜遅くまで学習した記憶があります。
今年はビンゴの時間までにがんばって終わりにしたいものですね。
日々の努力がそれを叶えるはずです。
がんばって下さい。

今週は少し難しいお話にしましょう。
中学校2年生くらいでないと分からないかも知れません。

英語では「ネガティブクエスチョン」といいます。
要するに否定形の疑問文です。

日本の文章で説明しましょう。
たとえばこんな状況。

いつも楽しそうにバスケットをしている男の子が今日は教室で座っています。
そんな男の子に一言。
『今日はバスケットしないの?』

普通の疑問文であれば
『今日はバスケットする?』
なのですが、否定文で聞くと、
『今日はバスケットしないの?』
となります。

この表現が英語ではすごく難しいのです。
日本語では『今日はバスケットしないの?』
と聞かれたら、
『うん。しないよ。』
と答えるか
『ううん。するよ。』
と答えるはずです。

しかし、英語では『Don't you play soccer?』
と聞かれたら
『No,I don't.』つまり『ううん。しないよ。』
それか
『Yes,I do.』つまり『うん。するよ。』
となります。

要するに答え方が逆になるんです。

慣れないとこの表現は非常に混乱します。
何度もこんな経験をしました。

ある夕食です。
ホームステイ先のお母さんが
『もういらないの?』 『Don't you eat any more?』
と聞いてきました。
日本だったら
『うん。』と言えば いらない。
『ううん。』と言えば いる。
と言う表現なので、慣れていない私は
『Yes.』と答えました。

しかし、英語で『Yes.』は いる と言う意味なので
私は いらない のに お母さんは いる と思うわけです。
案の定たくさんご飯をくれます。
お腹いっぱいなのに。

少しずつこの表現にも慣れてきましたが、この『ネガティブクエスチョン』はいろいろな言い方があります。
また、2週間後にお話しようと思います。
私の失敗話ばかりです。
でも経験上、失敗からはいろいろ学べます。
お仕事の最中には怒られますが…。

では、高原教室の良い知らせ(全員課題合格)を待っています。(今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第6通
2008/07/30

【写真の紹介】
左…シアトル、ダウンタウンにある「スペースニードル」
中…間違えて着いてしまったシータック国際空港
右…スターバックス世界1号店前にて


夏期講習の真っ只中にカナダからの手紙を失礼します。
日本のじめじめした暑さも懐かしくなってきました。
バンクーバーは日本に比べると比較的快適です。

2週間ほど前になりますが、シアトルに行ってきました。
これで2回目のアメリカ上陸になるわけです(前回は野球を見に行きました)

シアトルはバンクーバーからバスで3時間ほどで到着します。
今回はツアーを組まなかったので、バスのチケットだけ買っていくことにしました。

朝、5時45分のバスに乗って行くことにしましたので、その日は2時間くらいの仮眠しか取れませんでした。
(前の日は仕事でしたので、帰ってきたのが1時を過ぎていましたし)
また、バスの中で寝れると考えていましたので、多少の睡眠不足は気にしませんでした。

しかし、それが大きな問題となりました。

男3人で行ったのですが、みんなバスの中では爆睡。
入国審査のときに一回降りた意外はほとんど会話もなくひたすら寝ていました。

みんな同じ勘違いをして。

それぞれが終点がシアトルのダウンタウンだと思っていました。
ですので、最終的にバスが止まったところで降りれば良いと考えていたわけです。

そこで、ふと一人が
『ここダウンタウンじゃね?』
と言い出しました。

なぜ気づいたかと言うと、スペースニードルと言うタワーが見えたからです。
スペースニードルはシアトルの有名な観光名所だったらしく(私は全く事前情報がなかったので、全く知りませんでした)
そのタワーはシアトルのダウンタウンにあるという情報を友達は知っていました。

しかし、気づいたときにはもう遅し。
バスはすでに動いていました。

そこから南に走ること1時間(全くノーストップ)

どこだここは??

なぜか空港に着きました。
みんなは大きなスーツケース。
僕たちは小さなバックバック。

明らかに間違えました。

不安いっぱいになりながらも、どうやったら戻れるのかを聞き、市営のバスでダウンタウンに戻りました。
これも旅行の醍醐味です。
今思えばですけど。
そこからは、スターバックスの1号店などの観光名所を回って夜7時30分バスで帰りました。

今、語学学校も卒業し、ルームメイトとシェアを始め、結構時間にゆとりが出てきました。
仕事にも結構慣れ、コミュニケーションも少しずつですが、仕事場の人とできるようになって来ました。
カナダも見るところがまだたくさんありますので、もう少しいろいろなところを回ってみたいです。
新しく引っ越したアパートのことはまた、改めて書きたいと思います。

では皆さん、特に中学校3年生の塾生。
充実した夏期講習を過ごしてください。
高原教室にいけないのが残念です。
また、2週間後にお会いしましょう。 (今津)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第5通
2008/07/16

【写真の紹介】
左…ホストファミリーの私が使っている部屋にある額
中…バンクーバー市内ダウンタウンにあるマンション内エントランスのオブジェ
右…同上


−I love you−と−Thank you−の言葉の重さ

今週は英語の発音について少しお話したいと思います。

日本語は50音で基本的にどんな言葉も発音できます(濁点を除いていますが)
しかし、それが英語になると発音できない言葉が出てきてしまうのです。
その代表例が『v』や『th』の発音です。

また日本人は『r』と『l』は、ら行での発音でしかないので、どちらも同じになってしまいます。

というわけで−I love you.−と−Thank you.−は日本人にとって非常に発音し難いセンテンスになります。

どのように発音すればうまくいくのかは土屋先生や岡田先生に聞いてください。
私が文章で書くよりしっかり教えてくれるはずです。

ここではちょっと面白い話をしようと思います。

まずは『r』と『l』の発音についてです。
特によくしっかり発音しなさいと言われるのは『play』です。

I play soccer every weekend.(私は毎週末にサッカーをします)

しかし、『r』と『l』の発音が間違っていると…

I pray soccer every weekend.(私は毎週末にサッカーを祈ります)

『pray』は祈ると言う意味です。
イメージとしてはサッカーの神様に祈ってるんです。両手の指を組んで。笑

この発音が間違っていると、授業中にいつも

religion? oh~ strange.(宗教なの?変わってるね)

と冗談半分に注意されます。

『v』と『b』も同様です。
その中でも最も注意されるのが『s』と『th』です。
こればかりはどうも意識してやらないと身につきません。
やっと少しずつ慣れてきました。
日本人の発音では−Thank you.−をまともに言うことはできないのです。
情けないのか英語がややこしいか…
ちなみに『thank』を『sank』と言った場合、

sank you.(あなたを沈めた)

『sank』は『sink』の過去形なので(sinkは沈めるの意)これも結構笑える意味になってしますのです。

−I love you.−と−Thank you.−の言葉の重さ、少しは分かっていただけたでしょうか?
しかし、実際は−sank you.−と言ったところで、

え?どこに沈めたの?

と言ってくることはまずありません。
学校の先生は教えることが仕事ですので、あえて少しからかって教えているだけです。

前にも言いましたが日本人は最もシャイな人種の1つだと言われます。
まず、話すことが大切です。
発音は後からいくらでもついてきます。
何か機会があったとき少しでも英語を使ってみてください。
すばらしい経験になることと自信につながっていくはずです。
では今週はこの辺で。
−Thank you very much.− (今津)

 
     


     
 
地頭力?
2008/07/14

   "じあたまりょく"って知ってます?

では、いきなり質問です!

「サッカー場に生えている芝生は何本?」

皆さんはこんな質問をされたとき、どう対応しますか。

1.「そんなのわかるはず無いじゃん!」と言う
2.「ヒントもらって良いですか。」と尋ねる
3.「まず、サッカー場を半分にするとほぼ正方形になるから…」と考える

1の答え方はどうでしょう。確かにどう考えて良いやら想像がつかないという気持ちはわかりますが、最初から考えようとしないのはいかがなものでしょうか。
2の答え方をした場合、考えようとする気持ちはあるけれども、「人の考えを元にして自分の考えを作っていこう。」という消極的な姿勢が感じられます。
3の答え方では、「どのように考えたらよいかを自分なりに組み立てていこう。」という気持ちが感じられます。

どう答えたらよいかはもうわかりますよね!!

最近、会社の入社面接などでこのような質問をされることが増えているようです。特に外資系の会社(外国資本の会社)において顕著だそうです。
塾生の皆さんにとっては、まだまだ遠い事のように思えるでしょうが、将来において、高校もしくは専門学校や大学を卒業する時にぶつかる第二の壁なのです。
日本は経済大国と言われて久しいですが、この資源の乏しい国が世界有数の経済大国に成長できたのは、「人材」という資源があったからです。日本という国は、物まねをして成長してきたように思われていますが、実は昔から非常に優れた技術を生み出してきているのです。ですから、日本発の技術というものはかなりあるのではないでしょうか。
ただ、今までの日本社会では、1のものを100にする人材(前出の答え方の2にあたります)が必要とされてきていました。しかしこれからの日本社会は、否応なく日本標準ではなく世界標準の社会になっていきます。ですから、1から100を作るのでなく、0から1を生み出す人、つまり前述の答え方でいえば3の答え方をする人が、会社にとっては必要な人材となってきます。そのときに必要な力が地頭力(じあたまりょく)と言われています。

地頭力は、現在の皆さんにも是非身につけてもらいたいものです。
この力では、出てきた答えが正確かどうかが問題なのではなく、どのように考えていくかが問題なのです。求めた数値には多少の誤差が出るのは当たり前です。だって正確なことを知らないのですから。知識として頭に入っている事柄が多ければ、自然とその誤差は小さくなってきますので、正しいか正しくないかは二の次です。要するに今ある情報を使ってどういう考え方が出来るかと言うことが問われているのです。
皆さんには無限の可能性があります。今からこの地頭力を鍛えて、自分の能力を伸ばしてみてはどうでしょうか。
ちなみに、地頭力を試す問題には、次の様なものもあります。まずどうしたら良いかを考えてみて、自分なりの答えを出してみて下さい。    (北山)


「東京から大阪までの新幹線で売れるコーヒーは何杯?」

「東京ドームの容積は?」

「日本全国の温泉旅館の数は?」

「全国の家庭に蛍光灯は何本?」

 
     


     
 
田舎(いなか)
2008/07/07

【写真の紹介】
左…田舎の家の中 仏壇前
中…お坊さんと一緒にお膳を囲んで食事をしました。(お膳に乗りきれないほどの料理が出ました。)
右…母と一緒に行った山菜採り(これぐらいのワラビをと教わりました。)

こんにちは。(^-^)
夏休みが目前に迫ってきましたね。

今回は、5月に法事で田舎に帰ったときの話しを…。

母方の田舎は、秋田県にあります。
周りは、全て山と田んぼしかない、田舎町です。
みなさんもそろそろ、お盆には田舎に帰る(帰省する)人もいると思います。
そこでのいろんな話しをおじいちゃんやおばあちゃん、おじさんやおばさんでもいいですね聞いてみましょう。
お母さん、お父さんの子供の頃の話しなんて面白い事が聞けるかも…。(^-^)

私は、今回の帰省が5年ぶりぐらいだったので、子供の頃聞く事が出来なかった事や知らなかった事が聞けて、とても有意義な時間がもてました。
例えば、私の祖父母のルーツ。どのように出会い、子供を育ててきて、私に至るのか…。
また、こんな年になると親との時間も取る事が出来ないので一緒に共有できる時間がもてて楽しかったです。

私の母は、山が大好きです。
田舎に帰ると必ず、山に入り山菜採りをします。
今回もまだ取れるという事で、ずんずんと山に入っていきました。私も母に取り方、選び方を習い取ってみました。
はじめは、たいしたことのない山に登って自生しているわらびを取りました。
そのあと、みずなというものを取りに行きましたが、これは私には無理でした。雨が降ってくるし、キレイな水辺にしか生えていないというものなので、シダ植物が背丈にも届くほどの中をかき分けて入って行かなくてはなりません。私は、母が帰ってくるのをただ、待っているだけです。
σ(^◇^;)
途中、雨が降り出しても母は帰ってきません。両手に抱えきれないほどの山菜を持ち、やっと戻って来ました。
家に戻ると、山菜で作ったものが食卓に必ず並びます。楽しみながら取ったものをおいしく頂く。なんともうらやましいです。
食べたい量だけ取ってきて、食べるとは、自給自足のように山と共に生きているんだなと感じました。

最近ちまたでは、エコや地球に優しい生活をなんて耳にしますが、まさしくこれだと、体感しました。
地球の恵みを頂きながら、人間が生きる…。

また、自分の親、姉妹や親戚、そして、自分の配偶者やその義父母。みんなに支えられて今私は生きているんだな。先人の知恵などを教わり、私の後世に伝えていきたいと感じました。(栄子)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第4通
2008/07/02

【写真の紹介】
左…ダウンタウンにあるカナディアンレストランの代表的な料理(ステーキとサーモングリル)
中…同じくダウンタウンにある人気日本料理店「侍」
右…その店の寿司と天ぷら


今バンクーバーは夏入間近と言ったところでしょうか。
30℃を超える日もあります。
先週の金曜日には学校のみんなでビーチに遊びに行ったりと暑い夏を楽しんでいます。
日本のようにじめじめした暑さではないので、過ごしやすいです。
しかし、夜10時くらいまで明るいので、時間の感覚を失うこともあります。

では本題に。
今週は食べ物の話をしようと思います。

バンクーバーで有名なものといったら何を考えますか?
現地の人にこの質問をすると、皆『特にない』とい言います。
なんとなくカナダのイメージで言うとメープルシロップやサーモンが有名に思うのですが、実際はそうでもないようです。
魚は圧倒的に日本の方がおいしいですし、メープルシロップを使った料理も特別ありません。

では、何をこっちで食べているのかというと…
主に肉です。
肉のボリュームは日本に比べると驚く位多いです。
スーパーで売っている肉なども大きな塊ばかりです。

毎日肉なんて嫌だよ。と思われるのが普通でしょうが、この生活私には何の苦もありません。
私の食生活は変わっていて、まずフルーツは全く食べません。
野菜も好きではないですし、魚も好んで食べません。
したがって、穀物と肉が残ります。
カナダの生活とマッチするのです。
多くの友達が日本食を時々食べたがりますが、私はこっちの食文化の方が好きです。

日本食を食べたくなっても大丈夫です。
バンクーバーには日本食のレストランはたくさんあります。
特に『sushi』が大人気です。
日本人だというと寄って集って『sushi』と言って来るぐらいです。(半分冗談ですが)

こっちの『sushi』は日本の寿司とはちょっと違います。
ご存知の方もおられるかと思いますが、カリフォルニアロールと一般的には呼ばれている『sushi』があったりします。
これは、サーモン、マグロやアボガドが中に入った巻き『sushi』です。
また、巻き『sushi』を揚げたりして食べたり、中に長い海老天が入っていたりと非常にバラエティに選れています。
もちろん、握りずしもありますが、人気は私が見た限り『sushi』のほうがあるようです。
私が勤めているカナディアンのレストランでも日本人の寿司を作る人が2人います。
止まらないくらいオーダーが来ますので、その人気は絶大です。
そのほかにも味噌汁(miso soup)、てんぷら(tempura)、照り焼き(teriyaki)などは世界標準語になっています。

日本食から離れましょう。
カナダは移民の国です。
いろいろな国の料理がところ狭しと並んでいます。
そんな中でも目立つのがピザ屋です。
日本でファーストフードと呼ばれているもの(マクドナルドなど)はカナダではジャンクフードと言います。
そのジャンクフードの中でもピザ屋が群を抜いて多いです。
日本の感覚で言うとラーメン屋と近いかもしれません。
お酒の後にピザ、昼食にピザ、もちろん夕食にも。
こっちの人はこよなくピザを愛しています。
お皿ひとつの上に2、3ピースを重ねて歩きながら食べている人も多く見かけます。

これまた、日本の人たちは『ピザ何か飽きた〜』とか言っていますが、私は大好きです。
3食ピザでも全く問題ありません。
少しみんな贅沢言い過ぎなんです。

バンクーバーに行けば世界中の料理が食べられる!移民の国だから!
見たいな書き方をしましたが、実際は東京にはかないません。
ミシュランのガイドブックの件もありますが、東京はいまや食の中心地です。
それをご承知の上、ご愛読ください。

中学生の塾生は1学期の期末(または前期の中間)テストでしょうか?終わりましたでしょうか?
夏休みの計画はたっていますか?
ちょっと海外に出て習った英語を使ってみては?
中学校1年生の英語でも立派に自分の自己紹介ができるはずですよ。
お父さん、お母さんにお願いしてみましょう!(笑)
では、またお会いしましょう。 (今津)

 
     


     
 
F先生について
2008/06/30

おかぴー通信なるものがこの教務日誌に現れ、私の体はミルクティーしか受け付けないと書いてありました。
これは、事実です。(笑)
自分で言うのも何なのですが、ミルクティーの年間消費量は日本一ではないかというくらい、何時でも何処でも彼処でも飲んでいます。(笑)

つい先日のことです。
友達とマックにいったときに「藤田ってベーコンレタスバーガーしか食わないよね。」と言われました。
確かに、マックに行くと決まってそれを頼んでしまいます。
別に他の商品が嫌いというわけではないのですが、気付くとそれを頼んでいるんです。

ここで、自分がファミレスなどで食べるものについてちょっと考えてみました。
ジョナサンだったら「タンドリーチキン&メキシカンピラフ」、サイゼリアだったら「健康若鶏のディアボラ風」、ココイチだったら「パリパイチキンカレー」・・・。
こう考えてみると、自分はいつも同じものしか飲食していないことに気付きます。
これは冒険心のなさなのだろうか。
それとも、食に対する欲求がなさ過ぎるのだろうか。
はたまた、食に対するこだわりなのだろうか。
このままでは答えは闇の中、迷宮入りです。
ミルクティー・ベーコンレタスバーガー・タンチキ・健康若鶏・パリチキ、これらの共通点はいったい何なのか・・・。

答えは非常にシンプルなものでした。
だってどれも好きなんだからしょうがないじゃん!(笑)
・・・くだらなすぎてすいません。(苦笑)

ちなみに岡田先生はカレーうどんをこよなく愛しています。(笑)(藤田)

 
     


     
 
ペットを飼う…
2008/06/23

【写真の紹介】
左…うちに来たばかりの頃のジュディ(自宅バルコニーにて)
中…職場の私のパソコンの壁紙に使っている彼女(自宅にて)
右…プライベートなパソコンの壁紙に使っている彼女(高原教室にて)


唐突ですが、読者の皆さんにお伺いいたします。
上のタイトルを読まれて、どう思われましたか?
世間一般、極普通に使われている表現なので、お気にも留められなかったかもしれません。
ですが、私は少なからず違和感を覚えてしまうのです。

第一に、私は「ペット」という言葉が嫌いです。
ペットには「慰みもの」という意味が含まれているような気がするからです。
人間の「付帯物」で、自分、もしくは家族の慰みものとしての存在…
そんな自分勝手な都合の良いニュアンスを持っている気がします。

次に「飼う」という言葉ですが、これも違う気がします。
この言葉には、「餌を食べさせてあげている」、「自分のために生かしてやっている」という、人間の奢った感情が含まれている気がしてならないのです。

もちろん、皆さんはそこまでお考えにならず、全く悪気なく日常お使いの言葉だということも分かっています。
ですから、私も知り合いなどから『ペットを飼っていらっしゃいますか?』という質問に、普通に『はい』とお答えします。
『ペットを飼ってなんかいない…』と心の中で呟きながら…。

「コンパニオン・アニマルと暮らす」

あえて、私のその状況を違和感なく表現するとしたら、私はこの言葉が心情に一番フィットします。

さて、私は現在、妻、3羽の鳥たち、無数の小さな熱帯魚とエビ、そして、1頭のゴールデン・レトリバー犬と暮らしています。
今日は、多くの皆さんもご存知の、そのゴールデン・レトリバー犬のジュディについて書きたいと思います。

彼女と暮らし始めたのは6年前、2002年の夏でした。

妻とは婚約時代から話していました。
いずれ、犬と暮らそう。そして、犬種は絶対にゴールデンにしようと…。
優しそうで、かわいらしい外観のゴールデン・レトリバーが二人とも大好きだったからです。

縁あって、彼女がうちに来たときはまだ生後3ヶ月、目茶苦茶かわいいのですが、何にでも興味を持っては囓りまくる、お転婆娘でした。
私はそんな彼女に、私の好きな洋楽のタイトルから「JUDY」と名付けました。
その頃の彼女といったら、もちろんトイレの躾もまだで、ソファの上やカーペットに粗相をしてしまうことも一度や二度ではありませんでした。
『こりゃ、これから大変だわ…』
あと始末をしながら、正直、そう思いました。

そんなある日、近くにある犬の訓練学校に彼女を連れて行きました。
やはり、大型犬はちゃんと訓練した方が良いと考えたからです。
事実、以前私の実家にいたラブラドール・レトリバー犬とジャーマン・シェパード犬は訓練に出し、それなりの成果を上げていました。
そこで、試しに彼女を見てくれた女性訓練士さんは、10分ほど彼女と戯れるように触れ合いながら、最後にこうおっしゃいました。
「この子は反応が素晴らしく良いので、訓練に出す必要はありませんよ。ご自分で充分躾られるはずです。」

それから、妻との共同躾大作戦(?)が始まりました。
先ず、二人で徹底したことは、いけないことは毅然とした態度で厳しく叱る。
そして、出来たときはオーバーなほど褒めることでした。

彼女は日に日に成長していきました。しかも、驚くほどのハイペースで…。
「お座り」「お手」「伏せ」を覚えるのに、ものの1週間も掛かりませんでした。
そして、程なく、トイレも家の中では決して粗相しなくなりました。
さらに、自分のオモチャなどを除いて、部屋の中のものや私たちの手などを全く噛まなくなり、「呼び戻し」(名前を呼べば、直ぐに来ること)、「ボールの拾い戻り(?)」なども、あっさりと覚えてしまいました。

ごめんなさい。親バカ話にもう少しお付き合い下さいね。(^^ゞ

さらに驚いたことは、全く無駄吠えをしないことなのです。
自宅にいて来客のチャイムが鳴っても、外で他の犬に遭遇して相手が激しく吠え掛かってきても、おやつが欲しくてたまらなくても…。

『この子は必要なときにも吠えないのかな… 番犬には向かないのかも…』
私がそう疑念を抱いたのは、無理もないことだと思います。

でもその後、こんなことがあったのです。

なぜだかは失念しましたが、その日、妻と彼女は自宅で留守番をしており、私は夜遅く、一人で帰宅しました。
深夜0時を廻っていたはずです。
ふたり(?)を起こさないよう、そーと鍵を開け、扉を開けて、玄関に足を踏み入れたその時でした。

「うおんおんおんっ!!」

突然、野太い声で激しく吠えたてる声に、全く予想だにしていなかった私は、飛び上がるほど驚きました。
それが、玄関横のベッドルームで妻と一緒に寝ていた彼女の本気で吠え掛かる声だと気付くのに、数秒必要でした。
直ぐにドアを開け、「ジュディ!パパだよ!」と声を掛けると、瞬間に鳴き止み、腰を振るように尻尾を振り、申し訳なさそうな顔をして近付いてくる彼女がいました。

もちろん、怒るはずもなく、思いっきり抱き締めて褒めてあげました。

「ジュディは本当に偉いね。ママを守ってくれてたんだね。いい子だね。おりこうさんだね…」


長くなりましたので、次回に続かせて頂きます。(^^ゞ(土屋)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第3通
2008/06/18

【写真の紹介】
左…バンクーバー・ホワイトキャップス戦のサッカー観戦
中…シアトル・マリナーズの本拠地「セーフィコ・フィールド」
右…野球観戦をした仲間達と


日本は今、梅雨の時期でしょうか。
バンクーバーの天気もぱっとしない日が続いています。
こんな気候ですので、風邪を引く人が続出しています。
でも、なぜか私は元気です。
そんな今日この頃です。

今回はスポーツについて書きたいと思います。
今、EURO 2008が学校では非常に人気です。
何人かの学生と先生(私も含んでいますが)でひとり2ドルづつ出し合ってギャンブルみたいなこともやっています。
先生は生徒と違ってヨーロッパ系の方々が多く、自分の国の試合になると学校を休んで、見る先生もいました。
私の先生も前回書きましたようにクロアチア生まれですので、授業をつぶしてカフェでサッカー観戦をしました。
英語を覚えることに関してはそう言った授業も間違っていないと思います。
『おしい!』、『よし!』、『あ〜残念』といった言葉は本来の授業ですと、まず出て来ることはありません。
しかし、日常生活に沿った授業というものはそういった点で利点があると思います。
英会話はすべてが文法ではありません。
授業で黒板に単語やフレーズを書くより、実際に多くの機会に会う、または、実際に使ったほうが圧倒的に覚えやすいです。

と、話はスポーツでした。脱線しました。
まず、サッカーは大人気です。
バンクーバーですとバンクーバーホワイトキャップスというチームがあります。
今シーズンのはじめに元日本代表の平野孝選手と契約したこともあって、我々日本人に取ってみても更に身近な存在になっています。
しかも、先週はこれも元日本代表の鈴木隆行選手がホワイトキャップスと対戦するということで多くの日本人が駆けつけたようです。
(補足1…鈴木選手は今アメリカのポーランドでサッカーをやっています。補足2…実際にゲームを見に行きたかったのですが、仕事のため行けませんでした)
ですので、男の人と話すときはサッカーの話をするとすごく盛り上がります。
話題がないときはこれがベスト!!
それと、女子サッカーもカナダは強いようです。
世界でベスト8に入るほどだと…。
ある先生が私に言ったものですので、確信はありませんが。

次に人気なのはやっぱりホッケーでしょう。
しかし、ホッケーに関しては知識がありません。
というわけでこれで終わりです。
それとアメフトに関してもよく分からないので飛ばします。
でも、人気は絶大ですよ。

次はバスケットボールですね。
バンクーバーにはたくさんのバスケットコートがあります。
学生時代にバスケをやっていた私としては非常にありがたいことです。
学校のアクティビティで時々ありますので、必ず参加していい汗を流します(6年やっていたので結構できるんです)
また、NBAも身近ですのでカフェやバーでよく観戦しています。
昨年度の覇者サンズもシアトルの下、ポートランドのチームですので、すごく身近に感じています。

野球は日本と違って人気がありません。
プロのチームがあるかどうかも分からないくらいです。

しかし、野球大好きな日本人としてはシアトルに行って是非MLBを見たいと思って、行ってきました。
しかも、私たちが選んだのは松坂、岡島のいるレッドソックス戦!!
しかも!!!その日はラッキーなことに松坂の先発でした。
つまり、松坂が投げてイチロー、城島が打つということです。
しかも!!!その日は松坂で故障して岡島も投げたんです。
日本人オールスターでした。
久々に興奮しました。
しかも!!!結果はマリナーズのサヨナラ勝ち!!!
松坂、岡島ともに負けつかず。イチローが2安打2盗塁、城島が1安打1盗塁。
すばらしかったです。

それにまた偶然がありました。
私と友達がビールが買いに行っているときでした。
友達が行きなり『鈴木だ…』と言ったのです。
私はてっきり友達だと思いました。
でも、よく聞いてみると鈴木隆行でした。
追いかけました。
フードをかぶっていましたので分かりにくかったのですが、見つけて握手をしてもらいました。
たまたま、観戦に来ていたようです。
その出来事が一番興奮しましたね(サインをしてもらう余裕はありませんでした。残念)

すこし文章が雑になってしまいました。
すいません。

こっちに来てからはスポーツをする頻度が増えました。
ビーチでフリスビーをしたり、学校の前で休憩中にサッカーをしたり、バスケをしたり。
ビリヤードに行ったり、最近はホストファミリーが任天堂Wiiを買ったので、それにも熱中しています。
それらは私にとって非常良いコミュニケーション手段になっています。
やはり本来の目的は英語の学習です。
海外の人とスポーツをすることは日本にいてはまずできないことだと思います。
これも留学の醍醐味の1つです。

今週は特別、文集がまとまりませんでした。
ここまで読んでこられましたらもう1回読見返してみてください。
そうすれば幾分か私の気持ちがご察しにになられるかと思います。

ではまた、2週間後にお会いしましょう。

 
     


     
 
おかぴー通信
2008/06/18

最近「かもみさ通信」なるものが、密かな人気を呼んでいるらしい。これは悔しい。元々は塾生の保護者の方を対象として始まった企画なのだが、塾生の中にもファンが大勢いるようだ。旅先からわざわざ「別○通信」と称してインチキメルマガを同級生に配信している中学生も存在した。さらには、授業中に高原教室は厳しいぞという話の後で、私を“大貧民”に誘う中学生も現れる始末。これはイカン。

ということで、今日は「かもみさ通信」の人気の秘密を探ることにした。
理由の一つは、その軽妙な語り口調が新鮮であったことにある。ともすると軽すぎる感もあるが、HP上の他の読み物と比べれば読みやすいのは事実である。これは「クラス便り」では出せない味である。
『サワディカ〜ッ!今週もクラス便りのお時間がやって参りました。(^.^)/ドモドモ。今週は小テストを実施しちゃいましたd(⌒o⌒)b♪ 結果はイマイチでございます…(×_×;)シュン…。』
これでは読者が増えるどころか、こちらの必死さがまるで伝わらない…それどころか……。
やはり、この軽い口調はかもみさに任せておいた方が良さそうだ。

また、かもみさ自身が小学生の子を持つ母親であるという点、中学生の授業は受け持っていない点などから、先生からの目線だけではないところも共感できるのかもしれない。

しかし、人気の最大の理由は暴露ネタではないかとの分析が有力視されている。

T先生が、覚えた英単語の辞書を食べたこと。K先生が朝食に餃子40個食べたこと。F先生の体はミルクティーしか受け付けないこと。A子先生が一時ビリーのエクササイズにはまっていたこと…。

確かにおもしろい。書き連ねると面白みが増す!かもみさ通信の反響の大きさはやはりこれだった!

その企画いただき。今後、私の教務日誌は、よりマニアックな梨ゼミ情報を中心にお届けしたいと思います。乞うご期待!(岡田)

 
     


     
 
今津修のカナダからの手紙 第2通
2008/06/04

【写真の紹介】
左…前回お話しした無人電車「スカイトレイン」
中…最近アルバイトをはじめたレストラン「グリル&バー リフト」
右…その「リフト」の周辺


こんにちは、今津です。
もう早いことに6月になってしまいました。
私がこっちに来たのは4月のはじめですので、2ヶ月経ったことになっています。
この2ヶ月でどれくらい英語が上達したことか分かりませんが、生活する上では不自由はあまりありません。


今回は2回目ということでバンクーバーの生活についてまたざっと説明していきたいと思います。

学校では前回写真をご覧になっていただければお分かりになります通り、様々な人種の人たちがいます。
主に日本人、韓国人、台湾人、ブラジル人、メキシコ人、サウジアラビア人が占めています。
私の家にはオランダ人がいますが、それは比較的珍しいことです。
ヨーロッパの学生はほとんどいません。

先生は前回の写真で、私の隣にいたブロンドの髪の女性です。
彼女は万能なことに英語はもちろん、生まれがクロアチアなのでクロアチア語と、メキシコに留学していたのでスペイン語が話せます。
非常にスマートで明るい女性です。
文法の授業は主に中学校で習った英文法(グラマー)習います。
中学校時代の土屋先生のご指導の甲斐もあってこの授業にあまり苦はありません。
よく理解できますし、逆にうなずける部分と多々ありますので、新鮮さも感じられます。
1つ難しいのが、名詞や動詞(他にも前置詞、主語や目的語、文法的なことを言いますと現在完了、不定詞や動名詞など)といった単語が分かっていないと授業で何を言っているのか分かりません。
最初の1週間はその単語を覚えました。
授業についていくためだけにです。(日常会話では日本語と同じようにまず、使うことはない単語ですが)

しかし、読み取り(リーディング)、書き(ライティング)と話し合い(リスニングとスピーキング)はまだまだどうも難しいです。
特に話し合いはアジア人のもっとも苦手な科目だと思います。
ブラジル人やメキシコ人はもともとアルファベットを使っていますし、ほぼ似たような意味の単語がたくさんありますので、なんとなく喋っているように聞こえます。
しかも、動詞や名詞の位置も同じですので、途切れることなくずっと話すことができます。
私にはそれは無理です。どうしても考えてから話してしまいます。
そうすると会話に変な溝ができて苦手意識になってしまうようです。(分からない単語があったりすると、また止まりますし)

その中でも、分かった振りは絶対にしてはいけないことを学びました。
日本人は特にこれが多いのです。
わからないときにニヤニヤして分かった振りをするとそれは相手への失礼になります。
そんなときは、しっかり「わからない」と言ってやります。
海外旅行等に行かれた場合でもしっかり自分の意見を相手に伝えられるようにする必要があります。
わからないから説明して。というのもちゃんとした自分の意見だと思います。

今、バンクーバーは2010年のオリンピックに向けて工事の真っ最中です。
ダウンタウンのあちこちでは大きな建物がバンバン建っていまので、その騒音がすごく不快に思うことがあります。
影響はそれだけではなく、地価や物価が急に上がったというのも厳しい点の1つです。
しかし自然が多い市ですので、ダウンタウンの中心部から少し離れれば心地よい気分になります。
現在はダウンタウンではなく、郊外にホームステイしていますが、ホームステイが7月に終わってしまいますので、できればダウンタウンに住みたいと思っています。
1人で住むのは経済的に困難ですので、みんなは2〜4人位でルームシェアをしています。
1つのベッドルームに2人で住むのが普通です。

また、お金の関係上仕事をしなければなりません。
私の場合は最近仕事を始めました。
内容はカナダディアンレストランで雑用みたいなことをやっています。
カナダにはジャパンレストランもたくさんあります。
しかし、やっぱりそこは日本環境ですので学習するのには適していないと考え、あえて難しい方に挑戦しました。
仕事は大変です。
何をやって。と言われるのですが、丁寧に言ってくれないと全くわかりません。
忙しくないときは比較的ゆっくり話してくれるのですが、どうしても忙しくなると喋りは雑になってしまうみたいです。
毎日が英語との格闘です。
でも、こういう環境下で少しでも英語に慣れればいいなと思っています。

ざっとバンクーバーでの生活をまとめて参りました。
次回以降は興味を持ったことなどについて書いていこう考えています。
生活の違いや、個人個人の考えの違いは住んでいるとはっきり分かります。
そういうことをお伝えできればと思います。(今津)

 
     


     
 
名前の由来
2008/06/02

私の名前は"じゅん"と読みますが、これは生まれた月の英語読みJune(ジューン)が由来です。私の名付け親は叔父(父の弟)ですが、外国でも呼びやすく、"豊かな国際人になってほしい"という願いが込められているそうです。"豊かな国際人になる"というのはどうも実現できていない?ようですが、言語には非常に興味を持つようになりました(話せるかどうかは別ですが…)。

皆さんの中には、生まれた月にちなんで名付けられた人もいるのではないかと思います。例えば、月の異名などで言えば、3月生まれなら"やよい"("まあち"(March)は流石に居ませんよねぇ)とか、5月生まれなら"さつき"で英語由来ならば"めい"(May)ですね。8月生まれなら"はづき"ですね。
月に限らず皆さんの親御さんは、皆さんが生まれるときに名前を考えます。将来こんな人間になってほしいとか、字画がいいとか、昔あこがれてた人にあやかった名前とか、一族に伝わる文字を必ず入れるとか…とにかく生まれてくる子に夢を持って名前をつけているのです。皆さんも一度親御さんに自分の名前の由来を聞いてみると良いかも知れませんね。

はるか昔のローマでは、一年を10か月304日としていたそうです。今の1月・2月に当たる月は、寒さが厳しく実りもないために名づける価値のない月として扱われていました(後に付けられましたが…)。3月から6月(当初は1月から4月)までは神話に出てくるローマ神様の名前のマルス・アフロディテ・マイア・ユノーからきています。ちなみに私の6月のユノー【juno】というのは、ローマの最高神ユーピテル【ギリシャ神ゼウス】の妻(結婚を司る女性の神様で結構嫉妬深かったとか…男の私はあまり嫉妬心が無いようです)から来ているようです。

7月以降は数字が起源らしいです。現在の10月を表すOctoberの"octo"は8を表します(8本足の蛸は英語では"octopas"です)から、Octoberは実は8月のことだったわけです。これは1月・2月が後から前に付けられたために2ヶ月ずつ月がずれてしまったので、本来の8月から10月になってしまったわけです。
7月はQuintilis,8月はSextilisでしたが、7月は皇帝ジュリアス・シーザーから、また8月はその養子で初代ローマ皇帝のアウグルトゥスの戦勝記念日としてその名からとられ、それぞれJuly(ジュライ)・August(オーガスト)とされたそうです。しかも皇帝の月が他の月の日数よりも少ないのはおかしいとして、30日だったものを31日にしてその分2月から取ったために、2月が28日になってしまったという事です。

そのほかの皇帝も自分の名前をつけようとしたそうですが、結局、残ったものがシーザーとアウグルトゥスの2人だったわけです。自分の名前を月の名前として残してしまうなんて、すごい皇帝だったんですね。

こうして調べてみると、神話も結構面白いのかなと思いました。「今度図書館で借りて読んでみようかなぁ。」っと思う今日この頃です。(北山)

 
     


     
 
英語は大事だぞ!!!
2008/05/26

過ごしやすい季節になりましたね。
新緑がきれいですが、日光浴には暑すぎるぐらいになりました。
でも、元気よく外で遊んで下さいね。外で遊ぶのも勉強ですよ。

さて、今回の教務日誌は、今津先生の日誌を読んで私も感じた事を書かせて頂きます。
私も土屋先生の英語に少なからず、影響を受け、英語を勉強しました。また、これからも英語を勉強していきたいと考えています。

土屋先生の教務日誌にもありましたとおり、今津先生と三人でヨーロッパ旅行に出かけたとき、私たち二人は全然英語を話せません。かろうじて聞き取れる程度です。私たちを連れて、土屋先生は大変だったと思います。ホテルのルームサービスを注文するときも何かトラブルが起きたときも…。
もっと学生の時に英会話をしっかり勉強しておくべきだった。梨ゼミには、ちょっと前まで、英会話クラスがありました。
せめて、文法を忘れずにいられたら…。
知っていましたか?日常会話程度なら、中学生までの文法で十分だということを!!!

今、中学生は新学期を迎え、3ヶ月が経とうとしています。1年生は、単語をひたすら覚え、2年生、3年生は更に難しくなる単語や文法、熟語まで覚えていきます。それをこぼすことなく大人になれば、海外旅行がとても楽しくなるはずです。

パックツアーで、添乗員さんがついて日本人の団体での行動をすると、自由行動以外は、外国語を理解する必要がないわけです。ただ、添乗員さんの後をついて、解説を聞き、連れて行かれるだけ。おいしそうなレストランを見つけても決められた所にはいるわけです…。それは、確かに安心ですが、本当の楽しい旅行ではないはず。
今は、中学校の修学旅行だって、班行動だと言うではありませんか。自分たちで行き先を計画する…。少し前までは、クラスでまとまり、バスガイドさんと一緒に回るような修学旅行だったのです。
実際、私の年代はそうでした。今では、どこで何をしたかも覚えていないぐらい、印象が薄い修学旅行でした。
自分たちで、どこに行くのかを計画し、当日思いもしていなかったハプニングに遭遇し…。
それが、楽しい、印象に残る旅行だと思っています。

みなさんには、いろんなことに好奇心を持って大人になってもらいたい。

そして、今津先生は、いろんな経験をしたくて海外に出て、自分を試してみようと思ったのではないでしょうか?若いから出来る事です。
たくさんのお土産話を楽しみにしています。

ずいぶん前にも教務日誌に書いたと思いますが、何でもいいのです。
興味を持つ事はとてもいい事です。なにか1つ好きな事を見つけて見て下さい。
わたしは、海外旅行先での建物や風景や食べ物、動物(犬、鳥など)、ハーブなどといろいろあります。少しずつ、私の興味を持っているものの話をしていこうと思っています。(栄子)

【写真の紹介】
左…チェコの首都、プラハの夜景
中…ドイツの高速道路のサービスエリアで食べた昼食
右…プラハで路上駐車のフェラーリ

 
     


 
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