撮影:富士原朋歩 / 土居なるみ(梨ゼミ卒業生)


1日目(8/15) 2日目(8/16) 3日目(8/17)

レポートは写真の下にあります
 3日目(8月17日)
最終日の朝食♪ あっと言う間の2泊3日でしたね(*^^*)
最後のまとめの作文!どんな高原教室だったかな?(^^ゞ


おはようございます!
今年も無事にこの日を迎えることができました!
黒姫は雨かもしれないという心配もありましたが、見事に私たちを歓迎するかのように高原らしい爽やかな涼しさが広がり、空気は澄みきり、深呼吸すれば胸の奥までスッと浸透していく…。
この心地よい空気に「あぁ、またこの場所に帰ってこれたんだ」と心の底から実感しました。
松戸では決して味わえないこの空気、この景色、そして塾生たちの輝く笑顔…これこそが高原教室の醍醐味です。
今年もこの場に立てることに感謝しながら、最終日の様子と総括を、高原教室隊長の藤田が全力でお届けします!

まずは、今年一番胸を打たれた出来事からお話しさせてください。
昨年度、何時になっても課題が終わらず、私に厳しく注意されたあの塾生…。
覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
正直、あの子は今年大丈夫だろうかと、高原教室が始まる前は少し不安もありました。
ところが!今年はなんと、早い段階でどんどん課題を終わらせ、余裕を持って次の学習に進む姿があったのです。
事前にしっかり準備を整え、手順を考え、確実にゴールまで走り切る…まさに成長そのものです。
全ての課題に合格した時の表情は、自信に満ち、誇らしささえ漂っていました。
努力は人を裏切らない、そのことを全員に証明してくれました。

しかし、全員が順調に進んだわけではありません。
授業のたびに
「準備こそが成功のカギだ」
「目標は待ってくれない、だから今この瞬間から動くべきだ」
と何度も何度も伝えてきました。
それでも、準備不足のまま本番を迎え、最終日まで必死に追い込みをかける塾生もいました。
中には時間切れで課題を終えられず、悔し涙を浮かべる子も…。
その光景は胸が痛むと同時に、これもまた大切な学びだと感じました。
人生には期限があります。入試も、社会に出てからの仕事も、準備不足はそのまま結果に直結します。
この高原での悔しさは、必ず未来を変える種になるはずです。私はそう信じています。

今年は、学習面だけでなく人間関係の面でも大きな収穫がありました。
あちこちで聞こえる笑い声、夜遅くまで布団の中で語り合う声…そう、今年は新しい友達を作った塾生が本当に多かったのです。
初日はまだ遠慮がちだった子も、三日目の今は肩を組んで写真を撮るほどの仲になっています。
こうして築かれた友情は、一時のものではなく、心の奥に深く刻まれ、一生の宝物になります。
私自身、梨ゼミ時代の友人とは今でも連絡を取り合っています。
離れても、環境が変わっても、その縁は色褪せることなく続いていきます。
塾生たちにも、ここで得た仲間を一生の支えにしてほしい…そう願わずにはいられません。

そして今年も梨ゼミの卒業生たちがこの高原教室を支えてくれました。
高校生・大学生はもちろんのこと、既に社会に出ている卒業生たちも忙しい合間を縫って駆けつけてくれました。
仕事で疲れているはずなのに、笑顔で後輩たちを励まし、時に厳しく指導する姿には、確かな誇りと責任感、そして何よりも「梨ゼミ愛」があふれていました。
こういう先輩たちがいることは、在塾生たちにとっても何よりの刺激ですし、私にとっても誇らしい限りです。
梨ゼミは卒業して終わりではありません。
むしろ、卒業後こそが「本番」であり、その中で磨かれた人間力を持って、こうして帰ってきてくれる。
私はこれからも、こうした仲間たちとずっと繋がっていきたいと心から思っています。

保護者の皆様、今年も多大なるご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。
皆様の温かい支えがあってこそ、塾生たちはこの三日間を全力で走り抜けることができました。
涼しい高原の空気の中で流した汗も、悔し涙も、笑顔も…すべてが、彼らの未来を形作る大切なピースになったはずです。
私たちはこれからも全力で、彼らの夢と成長を応援し続けます。

さあ、名残惜しいですが、そろそろ松戸に帰る準備をします。
胸いっぱいの思い出と共に、また来年、この高原でお会いしましょう!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
m(__)m




10:40 高原教室総隊長 藤田徳仁
後日、掲載分を含む全ての高解像度写真をアップしたフォトアルバムのURLを参加塾生全員にお知らせします!
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